松本直哉さん
のうた一覧
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短夜に雪渓わたる夢を見き君が二の腕手枕にして
平成二十七年七月三十一日
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息せきて駆くるゆふべの停車場にきみのまとひし秋のスヱタア
平成二十七年十月十一日
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玉藻なすなびくくろかみうちふして予習なかばにねむるをとめご
平成二十七年十月十三日
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腹裂けばつやつやひかるはらわたの出でてなまめくあをき秋鯖
平成二十七年十月十九日
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消えのこる炭火の炭の下燃えに身もこがれつつものをこそ思へ
平成二十七年十月二十日
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消えかかる白線たどるトラツクに周回遅れの秋の日のかげ
平成二十七年十月三十一日
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桜みな裸木となるこのあした君のなき世をいかで渡らむ
平成二十七年十二月二十三日
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直立の雌しべの百合の柱頭のしとどにぬれて色は匂へど
平成二十七年十二月三十一日
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生は比喩 愛とは誤解 うぐひすのさへづりやまぬ花野の夕べ
平成二十八年二月二十一日
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顔と顔溶けあふムンク「接吻」の葉書貰ひぬ髪ながき子に
平成二十八年三月六日
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酢味噌もて和ふれば春の香の立ちぬぬめりをおびてあをきわけぎを
平成二十八年三月六日
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ドビュッシー「版画」聴く夜雨脚の強まる庭に涓滴の音
平成二十八年三月十九日
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ひさかたのひかりあつめてきしごとく辛夷の花の輝ける白
平成二十八年三月二十三日
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歳月といふ名の波にたゆたひぬこのかなしみを希釈するため
平成二十八年三月二十五日
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宝石の覆されて夏のあさ憂しと見し世にひかりあふるる
平成二十八年四月六日
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夕かげのやうやく暗き停車場に「陰翳礼讃」ページひらきつ
平成二十八年四月五日
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須臾にすぐるいのちと思へどくれなゐの茱萸の実ひとつ口にふふめり
平成二十八年四月十日
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かざぐるま折りてうれしきをさなごの高くかかげて庭かけまはる
平成二十八年五月十七日
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ひさかたの月かげあかき須磨の宿いさり火の群れはるかかなたに
平成二十九年三月十九日
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主はあたへ主はうばはれる起きふしのはかなきことをなどかなげかん
平成三十年七月九日
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