松本直哉さん
のうた一覧
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子のためにアイロンあつる夏ゆかた蟬の声ふる祭りの朝に
平成二十九年七月十七日
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皮剥けば無垢の白さよはつなつの新たまねぎに庖丁入るる
平成二十九年六月二十六日
12
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さみどりの葡萄ひとふさあがなひぬ子の弁当の点睛のため
平成二十九年五月二十八日
11
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ぬばたまの黒くにほへる芽ひじきをふんはり煮ればこころやすらぐ
平成二十九年五月二十一日
7
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ひつそりと身を寄せあへりさみどりのさやのなかなるゑんどうの豆
平成二十九年五月十四日
14
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ふうはりと花の香りのする午後をことことなりてたけのこゆだる
平成二十九年五月十日
8
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ねぎ刻む春の厨にあさり貝ちからのかぎり潮吹くしぶき
平成二十九年五月二日
15
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献立のきまらぬままに小夜ふけて米をあらへばひかる米粒
平成二十九年四月二十一日
9
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魂の皺ひとつづつのばしつつアイロンかけるあさのしづけさ
平成二十九年四月三日
8
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かたちなきものにかたちをあたへつつけさも作りぬ厚焼き卵
平成二十九年二月二十一日
12
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柚子の香ののこるあしたの風呂みづを汲みつつあらふ子らの衣を
平成二十八年十二月二十二日
7
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世の中に遅れて衣干す朝の冬のひかりのしづけさのなか
平成二十八年十二月十五日
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追伸のやうにひとつのミニトマト余白に添ふる弁当の朝
平成二十八年十二月八日
13
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やはらかく冬のひかりの降る午後をふろふき大根煮ゆるしづけさ
平成二十八年十二月七日
12
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まひるまのものみなねむるしづもりの暗き厨に潮吹くあさり
平成二十八年五月二十六日
7
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四つ這ひの雑巾がけの手の先にちひさき蜘蛛の足ばやに逃ぐ
平成二十八年五月二十二日
9
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すきとほるうすさに切りしたまねぎを水にはなてば花弁のごとし
平成二十八年五月二十二日
7
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ひとすぢの芯のほのかに青み帯ぶ夏のにんにくふたつにわれば
平成二十八年五月十日
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春菊一把つめたきみづにはなつ朝泥をおとせばにほひたつ青
平成二十八年三月十八日
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みづからを欺くことに飽きはてて退職の朝沈丁香る
平成二十八年三月十一日
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