松本直哉さんのうた一覧 (カテゴリー：挽歌 並び替え：新着順)
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- かぞふればみそとせあまりみとせ経ぬあの夏の日の墜落の惨 平成三十年七月二十三日 5 もっと見る
- 御巣鷹にきみみまかりしその日より夏の夜ばかりうきものはなし 平成三十年七月十六日 4 もっと見る
- うみのいろはかなしみのいろ水葬のしぶきのきゆるなみのまにまに 平成三十年七月十五日 4 もっと見る
- かがまりて形見の薔薇の香をかげばサファイア色に夏の日暮れる 平成二十九年五月二十日 12 もっと見る
- 亡き母の愛でし雪柳の花の今日山の辺にさきそめにけり 平成二十九年三月二十三日 9 もっと見る
- だし汁の加減訊きたくおもへどももはやいまさずたらちねの母 平成二十九年二月二十二日 11 もっと見る
- 目閉づればまなかひにたつ冬の日の大根干ししたらちねの母 平成二十八年十二月三日 9 もっと見る
- 墜落の時刻にあはせ空を見き君の最期に見し空のいろ 平成二十八年八月十三日 10 もっと見る
- 夕かげの奥津城に手をあはすればかなたの空にかすみたなびく 平成二十八年七月五日 7 もっと見る
- 「倶会一処」ほりきざまれし墓碑銘にふはふは白きあざみの綿毛 平成二十八年七月一日 7 もっと見る
- 母逝きて今日七とせとなることをたれにも言はず一日過ぐしき 平成二十八年四月二十七日 10 もっと見る
- 変声を迎へぬままに生涯ををへにし君の通夜の花冷え 平成二十八年四月二日 12 もっと見る
- 臨終に遅れてわれのとびのりし車窓のそとの連翹の黄 平成二十八年三月十日 6 もっと見る
- 謦咳はいまも耳底にひびきたり君の亡きあといくとせ経れど 平成二十八年三月九日 8 もっと見る
- 顫音のギターラ幽か イスラムの栄華燦たるアルハンブラに 平成二十八年三月四日 1 もっと見る
- 君逝きし宵に三日月かかりしが今宵仰げば望にちかづく 平成二十七年十二月二十四日 7 もっと見る
- 荼毘まぬがれて百合の花束君のなきうつろの室に咲きにほひたる 平成二十七年十二月二十四日 6 もっと見る
- 桜みな裸木となるこのあした君のなき世をいかで渡らむ 平成二十七年十二月二十三日 4 もっと見る
- 胸もとにきつつなれにし帽子ありひつぎの君の息あるごとく 平成二十七年十二月十九日 5 もっと見る
- 死に近き君の手をとるひとときのそのぬくもりをむねにきざみつ 平成二十七年十二月十九日 10 もっと見る
