松本直哉さんのうた一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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- 波の音は絶えてひさしくなりぬれど夕陽丘に入り日さしつつ 平成二十七年十月二十九日 3 ちぎりあれば難波の里にやどり来て... もっと見る
- 束ね髪ひきむすぶときあらはなる腕の白さのつかのま見ゆる 平成二十七年十月二十七日 10 もっと見る
- 霜降のそらさえざえとすみわたり正午を告ぐるカリヨンの音 平成二十七年十月二十四日 9 もっと見る
- 幾千万殺されゆけば憎しみの果てなんときぞ今日も戦争 平成二十七年十月十八日 6 もっと見る
- 裕福といふにあらねどゆるゆると湯豆腐煮つつこころゆたかに 平成二十七年十月十七日 10 もっと見る
- なにもかもすててなにかに呼ばれたし収税吏マタイ呼ばれしごとく 平成二十七年十月十六日 1 もっと見る
- 分析をしないでくださいわたくしは名づけられないひとひらの雲 平成二十七年十月十六日 7 もっと見る
- 売り言葉買ふ気にならずさびしくてただぼんやりと海を見てゐし 平成二十七年十月十五日 9 もっと見る
- やははだのあつき患者にふれもみでパソコン画面医者は見入りぬ 平成二十七年十月十五日 6 もっと見る
- 中心をひたにみつめてきりきりと弓ひきしぼるまみのすずしき 平成二十七年十月十四日 5 もっと見る
- 白亜紀の大絶滅をいきのびしさかなのまなこおだやかに澄む 平成二十七年十月十四日 7 もっと見る
- ふらんすはあまりに遠しフランシス・ジヤムの詩集を読みつぐよふけ 平成二十七年十月十三日 1 もっと見る
- 幾何学提要まくらにねむるうたた寝に妙なる楽のなりひびくゆめ 平成二十七年十月十二日 3 もっと見る
- 種見本みつつ春への夢つむぐ余命数月告げられし君 平成二十七年十月四日 9 もっと見る
- はらはらと帯解くごとく梨の皮剥かれて白きはだへの見ゆる 平成二十七年九月四日 10 もっと見る
- いにしへの水主漕ぎたみし瀬戸内の海に棹さす一艘の舟 平成二十七年八月二十六日 6 もっと見る
- 薔薇窓にゆふかげさしてしづかなり被昇天祭ミサはをはりぬ 平成二十七年八月二十一日 5 もっと見る
- 不発弾遠巻きにして人絶えし午後のしづもり鳥なきわたる 平成二十七年八月一日 11 もっと見る
- 口とがらせてメロンソオダを吸ふきみのまなこひかりて白き頬杖 平成二十七年七月四日 6 もっと見る
- 去りぎはにきみの手折りしくちなしのひとえだたかくかをる宵闇 平成二十七年七月一日 10 もっと見る
