松本直哉さんのうた一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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- 地下足袋の瓦職人ひたひたと屋根つたふ音 夏の払暁 平成二十八年三月二十日 5 もっと見る
- ドビュッシー「版画」聴く夜雨脚の強まる庭に涓滴の音 平成二十八年三月十九日 4 もっと見る
- よもぎ摘む野に森鳩の来鳴く朝 御旨の地にもおこなはるべし 平成二十八年三月十五日 3 もっと見る
- その眉宇にあはき愁ひをただよはせ阿修羅立像黙して立てり 平成二十八年三月八日 5 もっと見る
- 防具はづせば幼さのこる白皙の一揖ののちしづかに去りぬ 平成二十八年三月三日 3 もっと見る
- 巻向の山の辺はるか 金色に稲穂は熟れてまどろむ真昼 平成二十八年二月二十七日 5 もっと見る
- 生は比喩 愛とは誤解 うぐひすのさへづりやまぬ花野の夕べ 平成二十八年二月二十一日 4 もっと見る
- 言葉なき恋歌の母音ひそやかにヴォカリーズ聴く真夜のしづもり 平成二十八年一月九日 6 もっと見る
- 昏れやすきはつはるにして蹉跎神社みあかしあはくうかぶ夕闇 平成二十八年一月五日 6 もっと見る
- 霜月の霧のかなたの懸崖の命旦夕にせまり菊の香 平成二十七年十一月二十六日 5 もっと見る
- 郷愁は蝶のごとしも籬こえはるかな海の潮騒を恋ふ 平成二十七年十一月二十日 6 もっと見る
- 城址の舗石白く昏れのこり弔鐘は誰がためにも鳴らず 平成二十七年十一月十三日 6 もっと見る
- マジョルカは今日もしぐれてほつほつと変ニ長調雨だれの音 平成二十七年十一月九日 5 もっと見る
- ふかしいもふたつにわればふうはりとたちのぼる湯気冬の立つ日の 平成二十七年十一月八日 11 もっと見る
- みどりごの母の子宮を蹴る秋の酒倉にサンテミリオン熟す 平成二十七年十一月七日 3 Saint Emilion もっと見る
- 聖水盤ゆびさきぬらす聖堂にやはらかく降るオルガンの慈雨 平成二十七年十一月五日 6 もっと見る
- 燕雀も燕雀なりのこころざしあきさめにつばさぬれそぼちつつ 平成二十七年十一月四日 3 もっと見る
- さらさらと戦国武将割拠の図書く少年の鉛筆の濃き 平成二十七年十一月二日 5 もっと見る
- オリオンの三連星のほくろもつ青年の頰あをくかがやく 平成二十七年十一月二日 5 もっと見る
- 消えかかる白線たどるトラツクに周回遅れの秋の日のかげ 平成二十七年十月三十一日 4 もっと見る
