松本直哉さん
のうた一覧
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宝石の覆されて夏のあさ憂しと見し世にひかりあふるる
平成二十八年四月六日
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夕かげのやうやく暗き停車場に「陰翳礼讃」ページひらきつ
平成二十八年四月五日
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仄暗き蔵に麹の香の満ちて醤油熟れゆく瀬戸内の島
平成二十八年四月四日
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ひそやかに太鼓のきざむ拍にのりあらはれいづるボレロのしらべ
平成二十八年四月一日
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高みよりオルガンの慈雨ふる朝の聖水盤にゆびさきぬらす
平成二十八年三月三十一日
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歳月といふ名の波にたゆたひぬこのかなしみを希釈するため
平成二十八年三月二十五日
4
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半音階のしらべかそけく 無憂宮にフリードリヒの吹く横笛の
平成二十八年三月二十四日
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羊腸の弦さや鳴りてシャコンヌの最弱音の消なば消ぬがに
平成二十八年三月二十三日
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地下足袋の瓦職人ひたひたと屋根つたふ音 夏の払暁
平成二十八年三月二十日
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ドビュッシー「版画」聴く夜雨脚の強まる庭に涓滴の音
平成二十八年三月十九日
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よもぎ摘む野に森鳩の来鳴く朝 御旨の地にもおこなはるべし
平成二十八年三月十五日
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その眉宇にあはき愁ひをただよはせ阿修羅立像黙して立てり
平成二十八年三月八日
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防具はづせば幼さのこる白皙の一揖ののちしづかに去りぬ
平成二十八年三月三日
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巻向の山の辺はるか 金色に稲穂は熟れてまどろむ真昼
平成二十八年二月二十七日
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生は比喩 愛とは誤解 うぐひすのさへづりやまぬ花野の夕べ
平成二十八年二月二十一日
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言葉なき恋歌の母音ひそやかにヴォカリーズ聴く真夜のしづもり
平成二十八年一月九日
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昏れやすきはつはるにして蹉跎神社みあかしあはくうかぶ夕闇
平成二十八年一月五日
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霜月の霧のかなたの懸崖の命旦夕にせまり菊の香
平成二十七年十一月二十六日
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郷愁は蝶のごとしも籬こえはるかな海の潮騒を恋ふ
平成二十七年十一月二十日
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城址の舗石白く昏れのこり弔鐘は誰がためにも鳴らず
平成二十七年十一月十三日
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