松本直哉さん
のうた一覧
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一輪の花をおのおのたづさへて春日のなかの卒業の子ら
平成二十九年二月二十八日
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たまはりし去年の棕櫚の葉かれはてて灰の水曜日のちかづきぬ
平成二十九年二月二十四日
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オリーヴのあぶらのごときかなしみに茄子をひたせばにほひたつ紺
平成二十九年二月二十二日
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歳晩の厨に出汁の香のみちて慈姑の煮ゆるときのしづけさ
平成二十九年二月二十一日
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春あさき加太の波間にうかぶ雛いづちゆくらむ風のまにまに
平成二十九年二月十八日
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渦をなす銀河のはての星くづのひとつに生きて湯豆腐を食ぶ
平成二十九年二月十五日
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紀のくにのみなべのうみの浜千鳥跡ものこさず世をのがればや
平成二十九年二月十四日
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ながむればしぐれふるさとしのばるる生駒の山のはるかかなたの
平成二十九年一月二十九日
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朝の戸を明くれば霧のたちこめて冬至の庭に咲くシクラメン
平成二十八年十二月二十一日
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霧なのに錐などと 失礼いたしま...
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藍色に昏れゆく空をひとすぢの航跡しろくきえのこりたる
平成二十八年十二月五日
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年輪といふ死の部分かかへつつよはひかさねて露の世を生く
平成二十八年十月十九日
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髪くろく睫毛のくろき女童の墨にて書きし二文字「質実」
平成二十八年十月五日
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彼岸より来たりし霊か鳥一羽さへづりやまぬ秋分の朝
平成二十八年九月二十三日
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西のかたはるか花火かかみなりか低くとどろく夏の夕暮れ
平成二十八年八月六日
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迷ひ入る揚羽一羽をとぢこめて夏野をゆけり特急列車
平成二十八年八月四日
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あす死なばわが晩年となる今日を白き穂に出づ山牛蒡の花
平成二十八年七月二十六日
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短調にシチリアーノを吹くひとのはつかにくぼむ白き片頰
平成二十八年七月十七日
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ちちははの結婚写真色あせてアルバムしろく夏至ちかづきぬ
平成二十八年六月十八日
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さみだれにぬれそぼちたる日時計の時きざむこと忘れてねむる
平成二十八年六月十日
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夕闇のせまる青田のさみどりのはかなき苗のかぜにゆらるる
平成二十八年六月七日
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