都詩さん
のうた一覧
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制限の重量いっぱい詰め込みし土産にふくらむ帰省のかばん
平成二十六年十二月二十日
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この頃は飛行機に預ける鞄の重量制...
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鈍色の空を映せる水たまり自転車の輪で切り進みゆく
平成二十七年一月二十四日
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瘡蓋になりし手術の傷あとを伝い落ちゆく十日ぶりの湯
平成二十七年四月四日
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手術から10日ぶりにシャワーにか...
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メールでは伝えきれない感情を表したくて絵文字を探す
平成二十六年十月十四日
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メールに、思いもよらない受け止め...
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食べ頃と言いつつ友のもぎくれしアボカド入れてサラダ格別
平成二十六年十月二十七日
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友達の家にはアボカドの木がありま...
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あの頃の歌手らも今は老いたれどテレビに歌うあの頃の歌
平成二十六年十月二十八日
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十年、二十年と見ていなかった人を...
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すべき事を次々片付け我ながらやるじゃないのとコーヒー入れる
平成二十六年十一月二十二日
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二週間見ぬ間に緑萌え出して山輝けりハワイの冬に
平成二十七年一月二十五日
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雨の多い冬場には、緑が萌え出しま...
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群青の海に染まずに点々と波とらえゆくサーファーの群れ
平成二十七年一月三十一日
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高くとも買わねばならぬ野菜類五ドルの大根二ドルのもやし
平成二十七年五月六日
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ハワイはかなりの物価高。「パラダ...
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小雨打つフロントガラスいっぱいに虹に輝き梢広がる
平成二十七年五月二十一日
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地面近くに太く鮮やかな虹が現れ、...
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幼児の泣き声ようやく静まりて機内に短き夜をまどろむ
平成二十七年七月十九日
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気圧が変わり耳がツンとするからか...
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探査機の九年かけて送り来し冥王星のハートの紋様
平成二十七年八月五日
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「金閣寺」の炎上間近という時に本はすべりて顔に落ちたり
平成二十六年七月三十一日
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夢の中わたしの脚は痛まずにワルツもタンゴもフラメンコだって
平成二十六年九月十二日
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脚痛い。
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まっすぐに丘の上まで続く道果てて秋空深く澄みたり
平成二十六年九月二十六日
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丘の頂上で途切れるように見える道...
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ホームレス テントの周りに鉢植えを七つ飾りて「我が家」作りぬ
平成二十六年十月一日
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ホノルルにもホームレスのテントが...
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テキパキと洗濯物を干し上げて父の見上げる夏の大空
平成二十六年十月十七日
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「お父ちゃんがお前の短歌を言いな...
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新春の光を受けてやわらかにフリル広げるシクラメンの花
平成二十七年一月二十三日
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花びらがフリルになっているシクラ...
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クロゼットの闇より出で来し人達に米のシャワーを降らせてあげたい
平成二十七年四月二十一日
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ハワイは同性結婚を認めています。...
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