澄舟さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 迷い入りし礼拝室にとりどりの絨毯敷きて女らの座す 平成二十八年十一月二十六日 12 もっと見る
- 手のひらに水のこぼれる豆腐のせ重さのままに矩形に冷える 平成二十八年十一月二十六日 8 もっと見る
- 馬車道の煉瓦のカフェに二切れずつ洋菓子食みて君と語りき 平成二十八年十一月二十六日 9 もっと見る
- 出発は無期限延期 十一月なのにトーキョーは雪降っちゃって 平成二十八年十一月二十五日 7 もっと見る
- くちびるに淡き紅さす雨の朝濃き紫のチューリップ揺れぬ 平成二十八年十一月二十四日 9 もっと見る
- 米研ぎし右手のしずく振り落とし頬に射しいる西日をぬぐう 平成二十八年十一月二十四日 11 もっと見る
- 病院の自動ドアより出づるとき衛生の匂いたちまち消えぬ 平成二十八年十一月二十四日 9 もっと見る
- 庭園のガラスのカフェに見渡せば木々の緑のそれぞれの濃く 平成二十八年十一月二十四日 9 もっと見る
- 渋く濃き紅茶を淹れるティーポット苺模様に朝は始まる 平成二十八年十一月二十四日 8 もっと見る
- 似合わなくなった口紅捨てさってパーティーの無い十二月来る 平成二十八年十一月二十三日 13 もっと見る
- 深水の描きし女の眉を持つ学芸員の直ぐなる視線 平成二十八年十一月二十一日 13 推敲しました。美しい学芸員さんの... もっと見る
- 生ビール温まぬうちに飲み干してまだ読みかけの歌集を閉じる 平成二十八年十一月二十一日 10 もっと見る
- 地球上どこにも属してない時間が私から同心円に広がる空港 平成二十八年十一月十九日 7 もっと見る
- 何一つ否定をしない君のこと私はいつも羨んでるよ 平成二十八年十一月十八日 9 もっと見る
- 深水の描きし女の眉を持つ学芸員の解説聞きぬ 平成二十八年十一月十六日 11 もっと見る
- ちょっとしたパーティーへの招待状届かないまま霜月半ば 平成二十八年十一月十五日 6 もっと見る
- カップ酒カツサンド「鎮魂」という本を列車の窓辺に男は置きぬ 平成二十八年十一月十四日 7 もっと見る
- 日曜日ひとり散歩にほがらかな着信音に返信を受く 平成二十八年十一月十三日 8 もっと見る
- 白きレース水に沈める指先に絡まるままに光と化しぬ 平成二十八年十一月十三日 6 もっと見る
- 桃の香の紅茶注がれはにかんで君はその後を話しはじめる 平成二十八年十一月十三日 11 もっと見る
