赤俊雄さん
のうた一覧
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冷静になろうとあわてて傘をとじ肌やわらかに霧雨を纏う
平成二十六年六月二十八日
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待ち焦がれついでに触れるのはまだにしてただうっとりとひら積みを眺める
平成二十六年六月二十八日
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ひら積みを見下ろす息がとまる震える手を伸ばせない待ち焦がれた本
平成二十六年六月二十八日
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薄墨でつらねる文字にひた隠す緋色のつよき勁き願いを
平成二十六年六月二十七日
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終演後ひびく拍手とやわらかな劇の余韻にそっとよりそう
平成二十六年六月二十七日
1
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紫陽花をぼんやり「見上げ」ていた頃をまだ思い出せるとりあえずは、まだ
平成二十六年六月二十六日
6
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紫陽花の花弁にふかく突き刺さるつゆとは別種の水の暴力
平成二十六年六月二十五日
2
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「お疲れ」を云い間違えてバイバイと云ったら距離が縮まり、儲け。
平成二十六年六月二十四日
2
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長い日を堪能できる季なのに夜が晴れてもうれしさはんぶん
平成二十六年六月二十四日
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をギメルと喚んで赦される世界の狭さを世界に明かせ
平成二十六年六月二十四日
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はじめにλの一文字が「このもじ」...
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障子戸をふるわす天を宥めんと雷流にのせひびけ梵匿
平成二十六年六月二十四日
1
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綾糸をかわるがわるに解き結ぶ子ら密やかに意を交わすかのごと
平成二十六年六月二十三日
3
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雨粒のごとしたたる文字に身をさらし詩語の微かな蛍火を狩る
平成二十六年六月二十二日
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かたわらの救助者につい油断して空のあおさに溺れ墜つ午後
平成二十六年六月二十二日
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空色は空いっぱいにとりどりと、なのに「晴れ」の一語で済ませる野蛮
平成二十六年六月二十一日
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やわらかな紙の薫りにトクリ鳴く愛書狂の不夜のシグナル
平成二十六年六月二十日
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草叢に集く虫らを懐かしむ石に塗られた街ふみしめつ
平成二十六年六月二十日
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まなぶたの裏に遊ぶ魚らをあかず眺めるゆめの夜一夜
平成二十六年六月十九日
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はらはらと剥がれる胸の瘡蓋を蒼き時代の戒めとせん
平成二十六年六月十七日
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日常にささくれる気をゆうるりと溶かす茶筅の舞いに見蕩れる
平成二十六年六月十七日
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