赤俊雄さん
のうた一覧
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来年の春までここで待たせてと内袖にすべる桜はなびら
平成二十八年四月七日
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ささやかな無茶をしたくて全開に窓をひらいて夜を浴びる夜
平成二十八年四月六日
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ゆびさきが白くなるほど握りしめ拳のなかに牢獄を隠す
平成二十八年四月六日
7
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新採の瞳のなかの煌めきが思いださせる忘れていた熱
平成二十八年四月五日
4
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塩からい花弁の茶を舌にのせしゅんの薫りに身をひたす幸
平成二十八年四月四日
13
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ヒトの眼を慰撫する役に倦みつかれ地にふりつもるいのちの切り屑
平成二十八年三月三十一日
7
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退勤の電車のなかはカラフルに散らばる別れが見え隠れする
平成二十八年三月三十日
10
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薄命の汝が身を呪うかのごとく花焔を乱す熱に慄く
平成二十八年三月二十九日
4
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軽やかに逃げるのだとそれだけがただひとつ伝えたいこと
平成二十八年三月二十八日
6
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ありふれた別れの儀式と冷めていたはずであるのになぜか涙が
平成二十八年三月二十八日
14
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薄月の優しい視線に身を晒し渋る蕾がほどかれる夜
平成二十八年三月二十四日
14
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草食の獣の頬を伝いゆく狡智に染まるひとすじの露
平成二十八年三月二十三日
5
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縺れあう刻と刻とをひき剥がす理知なる野蛮な刃に抗え
平成二十八年三月二十一日
5
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知らぬうちわが身を覆う絡繰の糸を断ち切る鋏はどこに
平成二十八年三月二十日
8
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押入れの扉を閉ざし寝かしつける次の冬までおやすみなさい
平成二十八年三月十八日
5
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去りぎわの双魚の放つすべらかなひかりに濡れて白羊を待つ
平成二十八年三月十七日
6
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キーを撃つ指が活計の術ゆえに感謝こめ仕舞う冬のグローブ
平成二十八年三月十六日
3
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去る冬の未練くらいと思っても頬刺す風、つい睨んでしまう
平成二十八年三月十五日
6
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幾重にも瞳の底に降り積もる記憶の絵を祓う「絵」に遭う
平成二十八年三月十四日
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あの日から五年後の今日あの夜と同じ経路を択び帰宅す
平成二十八年三月十一日
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