赤俊雄さん
のうた一覧
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幾重にも群がる垣をすり抜ける先の至高の画を賞でるため
平成二十八年五月一日
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傘をもつ右手の甲に縋りつく瓢虫となかよく出社す
平成二十八年五月十一日
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耐震の補強工事を竣工し腕からめる筋交いのごと
平成二十六年七月一日
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日常にささくれる気をゆうるりと溶かす茶筅の舞いに見蕩れる
平成二十六年六月十七日
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はらはらと剥がれる胸の瘡蓋を蒼き時代の戒めとせん
平成二十六年六月十七日
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幾筋もながれる汗を拭いとり飾れ青の時代の最期を
平成二十六年六月二十八日
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気が利いていそうな言葉を貼りつけてなにかなしてる?なにもしてない
平成二十六年六月三十日
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凹んでも日ごとにまるく膨らんでゆく月のように日々すごすのです
平成二十六年七月五日
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キーをうつ指なめらかにうた紡ぐ聴き手は仮令たれもいぬとも
平成二十六年七月八日
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重力も温度も深度も密度さえも自在に、言葉のマテリアリスム
平成二十六年七月十日
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すべらかにタッチパネルを這う指が返す言葉をうわすべりする
平成二十六年七月十四日
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仰角というすてきな言葉を呑み込んでなんとかアゲて今日を乗りきる
平成二十六年十一月六日
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頬を刺す冷気を砕き颯爽とウィークデイの朝を支配す
平成二十八年一月十三日
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「理遊ならあるよ」澄ました顔で云われてもそのことば遊びは伝わらないから
平成二十八年一月十八日
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こわばった心がゆるりとけてゆくそんな言葉を植えつけられたら
平成二十八年二月四日
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内心の針と糸とを取り交わし舌やわらかに真実を縫う
平成二十八年二月十日
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濁り夜のうすい星火に気をとられ濁る想いがすこし遠のく
平成二十八年二月十九日
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さくら樹にふくれる蕾を幻視する白羊すらまだ訪れぬのに
平成二十八年三月八日
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押入れの扉を閉ざし寝かしつける次の冬までおやすみなさい
平成二十八年三月十八日
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縺れあう刻と刻とをひき剥がす理知なる野蛮な刃に抗え
平成二十八年三月二十一日
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