赤俊雄さん
のうた一覧
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傘をもつ右手の甲に縋りつく瓢虫となかよく出社す
平成二十八年五月十一日
6
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砂浜に溶ける言葉にすぎぬとも刻みつづける言葉を信じて
平成二十八年五月八日
14
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よせかえる波にさらわれ消えてゆく言葉を指で刻みつづける
平成二十八年五月八日
10
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人いきれに噎せる不快も浄化させ瞳を撫でる綵絵三十
平成二十八年五月一日
9
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幾重にも群がる垣をすり抜ける先の至高の画を賞でるため
平成二十八年五月一日
6
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継ぐものをえらぶ自由に囚われるわたしの時代のゆずり葉の倫理
平成二十八年四月二十五日
7
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エレガントに振舞おうとみずからを拘束する愚は避ける契約
平成二十八年四月二十四日
5
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泣き言も愚痴もボヤキも溜息も漏らせばいいから自然体に
平成二十八年四月二十四日
9
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幾重にも絡んだ糸に怯えずにゆるゆると解く余裕をもつこと
平成二十八年四月十三日
13
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うつくしく澄んだ夜空に手をのばし摑んだ三日月は暖かかった
平成二十八年四月十二日
13
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重心を崩すことばの榴弾にやられページにこぼすため息
平成二十八年四月十日
10
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ささやかな無茶をしたくて全開に窓をひらいて夜を浴びる夜
平成二十八年四月六日
15
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ゆびさきが白くなるほど握りしめ拳のなかに牢獄を隠す
平成二十八年四月六日
7
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薄命の汝が身を呪うかのごとく花焔を乱す熱に慄く
平成二十八年三月二十九日
4
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草食の獣の頬を伝いゆく狡智に染まるひとすじの露
平成二十八年三月二十三日
5
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縺れあう刻と刻とをひき剥がす理知なる野蛮な刃に抗え
平成二十八年三月二十一日
5
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幾重にも瞳の底に降り積もる記憶の絵を祓う「絵」に遭う
平成二十八年三月十四日
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ひと冬をまるっと使い縮まった距離はコートの厚さていどか。
平成二十八年三月三日
8
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濁り夜のうすい星火に気をとられ濁る想いがすこし遠のく
平成二十八年二月十九日
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内心の針と糸とを取り交わし舌やわらかに真実を縫う
平成二十八年二月十日
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