詠み人知らずさん
のうた一覧
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うたのわは設計図なき創造の未完の極致サクラダファミリア
平成二十七年一月十四日
4
うたのわ。
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雪の降り深くつもりぬ街並みは人も車もダメ出しの道
平成二十七年一月十三日
2
雪が都市を麻痺し。
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福袋バラして売りぬ中国の人の商魂福より利を愛で
平成二十七年一月十二日
2
中国人の福袋の買い占め、バラ売り...
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三日とも仕事の我のサービス業三連休の人をもてなす
平成二十七年一月十一日
7
サービス業の仕事に三連休は無し。
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笹の葉に鯛や俵や大判とえびすさんのにぎやかなツリー
平成二十七年一月十日
6
えびすさん。
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進行と逆に座りぬ車窓には遠近法で景色が過ぎゆ
平成二十七年一月九日
5
車内から車窓の景色を。
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初競りで金塊となるおおまぐろ初荷となりてめでたき宴に
平成二十七年一月五日
7
大間のマグロの初競り。
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商店が休みに入るお正月商店街は昭和の名残り
平成二十七年一月一日
4
お正月休みの商店街。
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人生を語ることより歩みては息を弾ませため息もつき
平成二十七年一月一日
3
人生を語るに早く。
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ヘルメット飛ばす激しき空振りのミスター長嶋三振も華
平成二十六年十二月三十一日
5
かつての長嶋茂雄。
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そうめんを天日に干しぬ小豆島海のさざ波、日をきざみたり
平成二十六年十二月三十一日
5
小豆島のそうめんの天日干し。
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スーツ着た人の失せたりビジネス街ビルに貼られし謹賀新年
平成二十六年十二月二十八日
6
年末、人のいないビジネス街。
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夜のふけて火の用心と回り来ぬ人の声聞き年の暮れゆく
平成二十六年十二月二十七日
9
歳末の火の用心。
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腰までも曲がるくらいに永き日々田畑に立ちてかがみて老いし
平成二十六年十二月二十五日
5
農家のおばあさん。
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焚き火して火の粉の舞いぬ木枯らしの炊き出しをする年の暮れの街
平成二十六年十二月二十一日
6
年末恒例の炊き出し。
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ありますと言えど検証できぬまま研究所を辞す割烹着の女
平成二十六年十二月十九日
3
スタップ細胞とは。
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あつかんをおちゅこで呑んでお銚子のふたつみつとに並びて転び
平成二十六年十二月十八日
7
酔いが回って。
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警官が巡回をする繁華街歳の暮れゆき人のひしめく
平成二十六年十二月十五日
4
街も歳末の様子。
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行先を間違い乗りぬ急行の次に停まらむ駅は遠くて
平成二十六年十二月十二日
8
電車に乗り間違う。よりによって、...
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酒の憑きプライバシーのほどけだし楽しくもあり罵りもして
平成二十六年十二月十二日
2
忘年会で。
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