詠み人知らずさん
のうた一覧
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桜にはあまたの歌が詠まれたり咲く散るといういのちよいのち
平成二十七年四月三日
7
桜の歌。
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あたたかくなりても雨に濡れ冷える桜の花に三寒が来ぬ
平成二十七年四月三日
6
三寒四温と春雨。
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車窓から見えては離るさくら花通勤なれど花見の気分
平成二十七年四月二日
9
電車から桜が見える。
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あわれてふ言の葉にあふ散る桜おもてもうらもなきかに舞うよ
平成二十七年四月二日
10
桜散る。
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早咲きも遅咲きもある桜なり枝垂れも八重もみなみな見たし
平成二十七年四月一日
13
桜いろいろ。
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街中の人の歩みが速足ににわかに降りぬ雨が激しく
平成二十七年四月一日
12
にわか雨で慌て。
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公園のベンチにすわる我を見て鳩やすずめがつぎつぎつどい
平成二十七年三月三十一日
12
公園。
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半袖で花見をしては花冷えでジャンバーを着る春の日々かな
平成二十七年三月三十一日
4
春の気温変化。
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詠みたるも独り言にはしまいぞよともに観らんか巡り巡るを
平成二十七年三月二十八日
7
詠み、読まれ。
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桜には咲くときを知るさがのありされど花冷え散りゆくことも
平成二十七年三月二十六日
5
桜の開花。
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列島が雲に隠れて白き地に明日の天気は曇りのち雨
平成二十七年三月二十六日
5
天気予報。
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見頃だと桜前線北上す我も一緒に縦断したし
平成二十七年三月二十三日
7
桜前線。
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せつなにもとわのごときに歌を詠む花が咲きては散る花も詠み
平成二十七年三月二十二日
6
詠む。
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すずめにも春が来たるか群がりぬ落ち穂はなくも花が咲きたる
平成二十七年三月二十一日
10
春めくスズメ。
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国産の米や野菜がウリになる五穀豊穣願ふ神あり
平成二十七年三月二十日
8
日本の食。
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デジタルや針の時間でわかりえぬ一度きりなる砂の命よ
平成二十七年三月十九日
6
命の時間。
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みかんから季節の番が移りゆく春ぞ夏ぞと果実は楽し
平成二十七年三月十八日
5
果物屋さん。
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長袖は暑いねと言い半袖は寒いねと言う春になりたり
平成二十七年三月十八日
12
季節の変わり目。
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ざっくりと縦半分に切りて焼き木の芽をそえるたけのこの春
平成二十七年三月十八日
11
焼きたけのこ。
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地を見れば何処にいくかあちこちにいよいよアリが目を覚ましたり
平成二十七年三月十七日
5
暖かくなって、アリが出てきた。
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