詠み人知らずさん
のうた一覧
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誰よりも愛されたくてしかたない真ん中にいる愛犬クロよ
平成二十七年四月二日
12
愛犬。
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あわれてふ言の葉にあふ散る桜おもてもうらもなきかに舞うよ
平成二十七年四月二日
10
桜散る。
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左手の薬指には空きのありされどサイズを知るおとこあり
平成二十七年四月一日
7
憧れの女性には。
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早咲きも遅咲きもある桜なり枝垂れも八重もみなみな見たし
平成二十七年四月一日
13
桜いろいろ。
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街中の人の歩みが速足ににわかに降りぬ雨が激しく
平成二十七年四月一日
12
にわか雨で慌て。
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涅槃図で象や小鳥が泣きしども毅然と座せし僧が見えゆよ
平成二十七年四月一日
5
釈迦の最期の言葉。 自灯明、法...
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バーにいる我と向こうの女性とはちら見はあれど踏み出せずまま
平成二十七年四月一日
4
恋ごころ。
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採尿や採血をする健診日我の身体のグチでも聞くか
平成二十七年三月三十一日
13
健診日。
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公園のベンチにすわる我を見て鳩やすずめがつぎつぎつどい
平成二十七年三月三十一日
12
公園。
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便箋にペンで手書きのラブレター好きですという初恋のとき
平成二十七年三月三十一日
4
なつかしいラブレター。
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半袖で花見をしては花冷えでジャンバーを着る春の日々かな
平成二十七年三月三十一日
4
春の気温変化。
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日の丸がテレビでなびく早き朝今日も明けるよ日本の国が
平成二十七年三月三十一日
4
日の丸で放送開始。
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グラスをばあわせて乾杯する女子ら男子はいらぬ下ネタ楽し
平成二十七年三月三十日
3
女子会。
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顔や声見えも聞こえもするような隠れ処なるも皆のうたのわ
平成二十七年三月三十日
9
うたのわ。
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大人びたコスメの顔の中学の女子の膝には体育の傷
平成二十七年三月三十日
8
女子中学生の背伸び。
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負け組やダメンズなどと呼ばれきた我なればこそ歌を詠めるぞ
平成二十七年三月三十日
5
負け組。
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イントロのギターのソロがなつかしく世はかわりきぬ三十年か
平成二十七年三月三十日
9
イーグルスのホテルカリフォルニア...
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異性にはわからぬことを分かちあう身体をあわせつつみつつまれ
平成二十七年三月二十九日
7
性の負うもの。
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いろいろな前や後ろと上や下しなやかなるよますます愛す
平成二十七年三月二十九日
5
男女の交わり。
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苦しげな顔や声には快感が苦悩にも似て彼女を魅せる
平成二十七年三月二十九日
7
男女の交わり。
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