速魚さん
のうた一覧
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氷室より去年の土筆放り出し 今年の春を閉じ込めんとす
平成二十九年五月七日
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若竹に鉈打ち込んで切り尽くし 春を殺めた心地する夜
平成二十九年五月七日
10
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梔子の夢幻に誘う甘い香を濯ぐかのよう 雨の激しさ
平成二十八年六月十三日
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紫陽花の青ふかぶかく染めなんと糠雨煙る 銀色の朝
平成二十八年六月十三日
17
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散りたいのあなたの肩にふんわりと 桜のように 悪夢のように
平成二十八年四月四日
17
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君のシャツ 肩に羽織って微睡めば汗の香淡く 夏の終わりに
平成二十七年八月二十五日
15
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人魚らが灯火を求め戸を叩く大風の来るぬばたまの夜
平成二十七年八月二十五日
12
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海のあお 空を写してあおいけど空より濃ゆく哀しく蒼い
平成二十七年八月一日
13
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一杯のグラスに鯨 泳がせて少年の夏 蒼に溶けゆく
平成二十七年八月一日
22
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食らうもの食われるものの命火がこの星蒼くクルクル回す
平成二十七年七月十四日
10
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人生を楽しく生きよと囁く悪魔が酒を注ぎくる夜
平成二十七年七月十四日
14
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群青の空の鋭い三日月が精霊たちを呼び起こす頃
平成二十七年六月十四日
15
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あどけない薔薇の蕾のひとかけらほどくかのよう五月雨の降る
平成二十七年六月十四日
16
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この星の雫あつめし夏みかん零さぬようにもぎ取る ひとつ
平成二十七年六月十四日
15
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この鏡ガチャンと割れば異界への扉が春の闇に開かれ
平成二十七年三月三十一日
10
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あの日から別の宇宙で一人きり迷子となって漂うわたし
平成二十七年三月三十一日
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濃く薄く連なる山を紫に染めあげ冬の日はうすれゆく
平成二十七年二月二十八日
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定まらぬ心そのまま編み込まれマフラーの丈は長くなりゆく
平成二十七年二月二十八日
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次の世は何処に行くかと見上げれば星もウインクする冬銀河
平成二十六年十一月二十八日
17
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亡き父の黴びた黒靴を捨てればもう歩けるぞと夢に現る
平成二十六年十一月二十八日
18
何処にでも行けるようになっていて...
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