秋日好さん
のうた一覧
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あの河がおのこであらばこの身体浸して捲かれて空を飛ぼうか
平成二十七年一月二十五日
2
ハク。千と千尋の神隠し。故郷の川...
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冬陽浴び二時間畑に費やした小さな割れた大根ひとつ
平成二十七年一月二十五日
17
これじゃ小根。一月も終盤なのに、...
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触っていい髪が背中がそこにあるそれだけでもう充たされていく
平成二十七年一月二十五日
9
ソファで寝てしまった夫の頭を見な...
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全ページ詠み人知らずに変わってく送受信簿など見たくもないわ
平成二十七年一月二十五日
9
どうかお名前残してください。戻っ...
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濡れるには早い時雨に透明な言葉の傘も粋なものです
平成二十七年一月二十五日
4
通じるかな。「春雨じゃ濡れてまい...
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海の水舐めたいときは瓶詰のオリーヴ掬って頬張ってみる
平成二十七年一月二十三日
9
しょっぱさが似ていて好き
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リサイクルショップの窓に置いてあるクラヴィノーバに目を奪われて
平成二十七年一月二十三日
11
中古家具やさん。YAMAHAの文...
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両親と夫と私誰が先ひとりで生活できなくなるのは
平成二十七年一月二十三日
5
親が倒れないうちに会いたいと思っ...
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をしどりの伴侶を荒瀬に留め置き葦によりたる雌もすさまじ
平成二十七年一月二十三日
11
枕草子の「すさまじきもの」の一節...
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ハーフフル ハーフエンプティ ながらえばピカソのように境界ずらして
平成二十七年一月二十三日
13
複眼視の要領で、半分を言祝ごう
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するそいね 祖母の声音が蘇る長州女の静かな戦い
平成二十七年一月二十二日
13
添い寝をするわけじゃなくて。「す...
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鍵盤がひどく重たい 三度目の正直 どれ程下手かわかった
平成二十七年一月二十二日
5
1回目は舞い上がってた。2回目は...
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こっそりと弾いてたピアノ二階より会議中とのお叱り受ける
平成二十七年一月二十二日
11
やっちゃったよ。クビになったら笑...
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鴨緑江 北の大地に萌え出でてラインを越えて戻った七歳
平成二十七年一月二十二日
9
が母です。日本が日本列島だけでな...
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龍一のラストエンペラー聞きながら思いを馳せる遅まきの春
平成二十七年一月二十二日
8
北だから寒いから春が遅いだろうと...
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大海人と額田の歌もかりそめのうたあはせの中見えた真実
平成二十七年一月二十一日
6
かりそめでも楽しいよ、相聞。彼ら...
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萩の土 手のひら汚し焼き上げた小皿を前に若さを思う
平成二十七年一月二十一日
7
とっても懐かしくなっちゃいました...
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松下村 若き理想に駆け抜けた男子抱きつ ああ桜山
平成二十七年一月二十一日
7
満27歳ですって、晋作、結核なん...
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月を浴び漂ひ踊る水母 背にソシレファソてふ呪文をかくる
平成二十七年一月二十一日
8
アルペジオちょっとできるようにな...
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ただ単にぼうっとしたいキッチンや畑で汗すふた親のもと
平成二十七年一月二十一日
7
ふたりが元気なうちに甘えたい。い...
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