秋日好さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- ポストマン落とす輪ゴムを拾う君賀状も君も戻ることなく 令和三年一月十六日 0 うちのひと、当分コレクションして... もっと見る
- 五月前結んだ縁千歳にと文目なき世に水際佇む 令和三年一月六日 11 裏の川が増水、洪水注意報。 源... もっと見る
- 火炙りに色も変わるや未亡人人魂飛び交う喪の年の瀬に 令和二年十二月二十七日 2 こっちコロナ酷いので、外出もせず... もっと見る
- 抱きに来いイヴの夜には病みつかれ髭伸び逝った君の幽霊 令和二年十二月十六日 3 ごま塩でしたが、知り合って20年... もっと見る
- もう二度と届くことない筆跡の青いインクは空に溶けたか 令和二年十一月十三日 3 夢に出てきました、彼の水茎。、も... もっと見る
- 二十五の君の笑顔に包まれて食事もせずに時が過ぎていく 令和二年十月三十日 12 明日は夫の写真を印刷したマグカッ... もっと見る
- 愛し合うのちに届かぬ人となる愛は恋へと逆戻りする 令和二年十月三十日 16 片想いより酷い恋になるのだろう、... もっと見る
- しっとりと止まない時雨に降り込まれ心の湿度去らぬ宵口 令和二年十月三十日 10 帰宅時真っ暗なのも悪い。コンビニ... もっと見る
- 止まり木か救急箱か代用品真っ直ぐな目で欺瞞を見抜け 令和二年十月二十三日 10 私より年上！ 笑うと目尻に優しい... もっと見る
- 徳の無き殯宮に住む後家に笑いかけるな若き防人 令和二年十月十五日 11 ほとんど毎日立ち寄るコンビニの戸... もっと見る
- 待ち合わせしなくていいよと言ったけどしてくれたから思い出がある 令和二年十月十日 11 うちまであと7分の場所で互いの帰... もっと見る
- 木の葉舞う径の遠くに君の影貼り付けてみるあちらこちらに 令和二年十月十日 10 生前、幻を見るだろうと想像してい... もっと見る
- 遅刻した。あなたが逝って安眠を享受しててもやっぱり私。 令和二年十月一日 1 早朝出勤の夫がいなくなって、睡眠... もっと見る
- 遠き冬瑠璃には浅く凝りたる妹の求めた思慕の証よ 令和二年十月一日 2 ネックレス、ちゃんと持ってるよ、... もっと見る
- 秋風に復活見せるもみじ葉に告げねばならぬ背は戻らぬと 令和二年十月一日 12 猛暑の中、楓は葉を落とし枝を枯ら... もっと見る
- 屋内の犬が真夜中吠えるらし夫の霊だと友は語った 令和二年九月二十二日 1 パグという種類の小型犬で、確かに... もっと見る
- 繋いだ手皺の感触指包む凍えようとも独りだろうと 令和二年九月十七日 8 夫は結構皺っぽい掌をしていたので... もっと見る
- 煙となり魂魄合わせ空に在る青が一番君には似合う 令和二年九月十七日 12 骨は空には上がらないから魄はない... もっと見る
- 独りでも生きていけると証すため友を集めた君の葬送 令和二年九月十七日 11 とってもいいお式になりました。死... もっと見る
- 浅い息合間に口唇動かして告げた言葉は私の中に 令和二年八月十一日 14 語りかけてくれているように見えま... もっと見る
