秋日好さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：人気順)
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- 返品のこぶ茶を独りしめしめと味わっている雲隠れの夜 平成二十九年三月二十一日 21 海臭い、飲み物がしょっぱいなんて... もっと見る
- 晴れたので幾停留所乗り越して木蓮咲く家をたどって帰る 平成二十九年三月二十二日 21 奇しくも今日、似たようなことしま... もっと見る
- 渡殿は八重に曲がりて恋人らを人目につかぬ雨のふたり寝 平成二十九年五月六日 21 ちょっと趣でた。参議篁さま。寝殿... もっと見る
- パステルの苧環の海立ち上がる薄黄の牡丹は泡のビーナス 平成二十九年五月十日 21 この牡丹、魔女とあだ名される黄色... もっと見る
- 片隅で叶う望みは限られてそれでも願いは集まり動く 平成二十九年五月二十九日 21 皆「片隅」だと思います。オーナー... もっと見る
- 空腹で死にそうだったと言いながら食べてもらえぬ私のポトフ 平成二十九年五月三十日 21 夫はできたてを二階の寝室に持って... もっと見る
- 声だけは聞いちゃいけない遠くから見ているだけと決めたのだから 平成二十九年五月三十一日 21 恋に落ちるかどうかに、声音がかな... もっと見る
- 繚乱の薔薇に囲まれ皐月尽甘え上手になって欲しくて 平成二十九年六月一日 21 夫は血糖値がずんと下がることがあ... もっと見る
- 網友の声の薫りを嗅ぎたくて詠いかけては文字の色見る 平成二十九年六月二日 21 声の薫りは口臭じゃないです！ ... もっと見る
- 退院し落ち着いたはずの父の日に未だ聞かざる彼の明き声 平成二十九年六月十八日 21 基本、父の声は明るい。バリトン声... もっと見る
- パラソルの下でローヌの赤空ける酔いは熱より色っぽいから 平成二十九年六月十八日 21 温室の熱に負けない私が今日はかな... もっと見る
- 乾かした球根の下鉢底にダリアの碧き双葉が三つ 平成二十九年六月二十二日 21 球根（正確にはダリアは塊根）をプ... もっと見る
- 二心なく吾の名を呼ぶ若き声貴重であったとこの夜に気付く 平成二十九年六月二十二日 21 聞き慣れない日本語名だろうに、真... もっと見る
- 夕食後青く暮れてく窓の外成し遂げること無しに漂う 平成二十九年七月三日 21 涼しくて気持ちのいい夜にちょっと... もっと見る
- 吾知らず涙しそうな今日の曲ゴッホの筆致のアルルの女 平成二十九年八月十九日 21 それも第一組曲のメヌエット。第二... もっと見る
- チャンネルを替えた途端の三音でモーツァルトと思った孤独 平成二十九年九月七日 21 秋じゃなかったら、最後の単語は「... もっと見る
- 海外に暮らす心の重負荷は常にひそひそ声に囲まれ 平成二十九年十月二十六日 21 全部は聞きとれない。疑心暗鬼に陥... もっと見る
- 降り積もる秋は思いも深くなる澄んで心も照らされてしまう 平成二十九年十一月六日 21 秋を死に結び付けるのは止めましょ... もっと見る
- 鳴る南風の足に絡まる磯の夢見ては郷里 親 来し方思う 平成二十九年十一月七日 21 季節外れお許しを。瀬戸内なので、... もっと見る
- もう一度吾の名をそっと囁いてうたが手元を抜けゆく夜は 平成二十九年十二月十日 21 「誰よりも」と始まるおうたで、拙... もっと見る
