秋日好さん
のうた一覧
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半分の芝生を刈って火を吹いたマシーン前に思考停止す
平成二十九年八月二十一日
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結婚記念に友人にもらった芝刈り機...
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熟れきって枝に残った実のひとつ見上げる狐は舌舐めずりで
平成二十九年八月二十五日
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何を思ったか同僚が「おまえはセク...
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はらはらと 秋の信太の 落葉も 君の涙を 瑠璃玉に変え
平成二十九年九月二十五日
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伝説は「水晶玉と黄金の箱だった」...
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現実に繋いでおいて君の焼く庭の林檎のケーキの匂い
平成二十九年九月二十五日
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なんでここにいるんだっけ?と辺り...
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庭採りの林檎をひとつ剥いてみる上る香気にからだ喜ぶ
平成二十九年十月十九日
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「そんなにもあなたは(林檎)を待...
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口にしてしまえば泡に消えるのか秋薔薇ゆれる嵐の庭に
平成二十九年十月二十二日
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フォーカスドゥイトオールというピ...
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今季初手袋はめる疲れ手に毛の感触が気持ちいいから
平成二十九年十月二十七日
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植付けをたくさんすると、筋肉痛と...
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秒針は余りに規則正しくて心を穿つ雨だれとなる
平成二十九年十月二十八日
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秒針の音、苦手です。子どもの頃か...
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表現に重きを置いた氷上のエキシビションから目が離せない
平成二十九年十月三十日
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メダルを競うのも凄いけれど、リラ...
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厚き雲今日の月影差し止めてバス待つ吾を宵闇に留む
平成二十九年十一月一日
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帰宅時にバスを待つとどんどん暗く...
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支えられ 崩れ落ちゆく心でも永劫回帰の輪を編めようか
平成二十九年十一月十六日
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実は今日、今年も作るなら四つ欲し...
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紅に燃え上がらねど橙に温め寝落ちる楓と夫
平成二十九年十一月二十五日
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その熱さが印象に残っていて、やっ...
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首元にあった私のはくちょう座屑星増えてもう辿れない
平成二十九年十一月二十七日
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逆の十字架に見えるほくろ四つがあ...
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愛情は狂気と背中合わせだとつきつめていく晩秋の夜
平成二十九年十一月三十日
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拙歌が御不快を生じさせたようでこ...
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長々と壁にリボンを架け渡し届いたカードを吊るし眺める
平成二十九年十二月二十日
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吊るすのが一般的です。リビングル...
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プロセコの軽い酩酊助けにし本気のキスをひとつしてみる
平成二十九年十二月二十五日
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ここ数年、プロセッコというイタリ...
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洗濯に君のマフラー入ってる春の兆しと思いたくなる
平成三十年二月十二日
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実際は明日も必要で、セントラル・...
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今日はもう眠って仕舞おう タイピング煩いからと追い払われて
平成三十年四月十八日
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妄想に逃避して何とか正気を保って...
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その肌が温かいうちこの頬を離すつもりはない 闇静寂
平成三十年五月二十三日
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某歌人様に返歌として送らせていた...
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急激にレパートリーが増えていく君の内側潤す 料理の
平成三十年五月二十一日
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何か不埒なこと書こうと思ったけど...
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