水海はるこさん
のうた一覧
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好きになっちゃだめだと唱えるときはもう真っ逆さまの半ばの終わり
平成二十六年五月七日
5
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君を知ることは自分を知ることと教えてくれたのは君だった
平成二十六年五月七日
3
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道端の石っころにも総理にもおんなじ口調で話すのだろう
平成二十六年五月七日
2
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しゃがみこむあなたの背中を撫でおろす背骨の数を確かめるため
平成二十六年五月七日
2
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しゃがみこむあなたの背中を椅子にして「そろそろ飽きた?」と体重かける
平成二十六年五月六日
3
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しゃがみこむあなたのとなりにしゃがみこみおんなじようにいじけていたい
平成二十六年五月六日
4
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寄り道のすべてを君とできたなら どんどん遠のいてゆけ目的地
平成二十六年五月六日
42
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ひねくれていて皮肉家で繊細であなたの中の可愛いあなた
平成二十六年五月六日
6
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二十五と二十五、五センチの二人は歩く はみだしながら
平成二十六年五月六日
2
レディースの靴のサイズは、24、...
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背の順の一番後ろと後ろから二番目の親密さを誰も知るまい
平成二十六年五月五日
10
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「要するにつがうだけでしょ」とつぶやいてパキラに染みこむ水を見ている
平成二十六年五月五日
2
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青空の果ては探さず君とただ口ずさみつつ歩いていこう
平成二十六年五月五日
3
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言の葉よ風をまとってどこまでもゆけ君の住む街まで届け
平成二十六年五月五日
4
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君にだけそっとわたすよ奥深くひっそりと花咲く部屋のかぎ
平成二十六年五月五日
8
初めて人に贈った歌
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