水海はるこさん
のうた一覧
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寄り道をしようかまっすぐ帰ろうかバター広げる木曜の朝
平成二十七年四月七日
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日々という追っ手を撒いてほくそ笑む鏡の光る金曜の朝
平成二十七年四月七日
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五月並みの陽気が続く四月ってそれもう四月の陽気でいいじゃん
平成二十七年四月七日
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「来たときよりきれいに」すべく清掃をしてさようなら林間学校
平成二十七年四月十五日
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場違いの二階婦人服売り場まで(一階にないトイレ目指して)
平成二十七年四月十六日
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ゴキブリやハエはネズミはいないものとして売ったり食べたりしてる
平成二十七年四月二十日
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違和感を覚えた自分に違和感を覚えた(決壊の日まで十日)
平成二十七年五月五日
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戻れない前提で言う「戻りたい」という嘘(決壊の日まで七日)
平成二十七年五月五日
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寄せ集めつぎはぎごった煮わやくちゃのここでは全部がじゃまで必要
平成二十七年七月一日
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「心がポキッとね」のイメージです...
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ガラクタの輝く朝にいっせーのせで踏み出せば子ブタが笑う
平成二十七年七月一日
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「心がポキッとね」のイメージで。...
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八時半時点でいまだ通過点Bだ遅刻だ黄色で止まる
平成二十七年七月一日
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水中でもがく思いは窒息死させました月が綺麗でしたね
平成二十七年七月十四日
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死んだ目の大学生が見たいなら寂れたスーパーのレジへ行け
平成二十七年十月二十日
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許されるなら布団から出たくないふかふか布団のせいだこいつめ
平成二十七年十一月二十八日
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冬の朝は辛いですね。
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遠足に向かうバスかと錯覚する お菓子の回ってくる車内では
平成二十七年十二月五日
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「どこ行くの?」と喪服の集団に聞くおばさん そんなに楽しそうに見えますか
平成二十七年十二月五日
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ホームでふいに真顔を作り直してみる轟音とともに塊が来る
平成二十八年一月十一日
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パンダ・リス・カエルの笑う立駐でペガサスが見つからない帰れない
平成二十八年六月七日
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エリアごとに動物のマークが描いて...
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朝起きれば地獄 地獄の食パンはどうやら五枚切りらしい食む
令和元年八月六日
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自分の心持ちで毎日は地獄にも天国...
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無理なとき「手を挙げる」ってシステムにしたら会社でみんな挙手した
令和四年八月六日
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