あかるさん
のうた一覧
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君のこえ風鳴る夜は聞きたくて 大丈夫だっていつもの声で
平成二十六年五月十六日
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「寝てないよ」律儀に答える君がすき 起こしてごめん どうぞおやすみ
平成二十六年五月十八日
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伯耆富士 映す水田だいだいの列車は走る舟が行くよに
平成二十六年五月二十日
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まっさらな波打ち際で思い出を 攫われぬよう歩み続けて
平成二十六年五月二十一日
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他愛なく交わす小さな約束は 君との明日へ渡す架け橋
平成二十六年六月七日
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夕凪の水面まばゆし ちはやぶる神が生まれし天の如くに
平成二十六年六月二十一日
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永遠の別れを思いもせぬ我は君の優しさついぞ気付かず
平成二十六年六月二十七日
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忘れえぬ朝日の登るその前のあかねに染まるあの朝の雲
平成二十六年六月二十九日
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もう一度やさしい君の声聞けばもう少しだけ頑張れそうなの
平成二十六年七月二日
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君といた時ゆるやかに消えにつつ それほどまでに淡い思い出
平成二十六年七月十八日
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人知れず願い託した短冊は祈りを秘めし笹の一葉
平成二十六年八月二日
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色深き水平線を眺めれば弧を描き渡る白き海鳥
平成二十六年八月二十五日
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あさつゆで花びら飾るアサガオは乙女の如き長月のあさ
平成二十六年九月六日
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オーディオのBGMをオフにして雨の音きく君が来るまで
平成二十六年九月二十五日
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ひな鳥のような楽しきうた声に添うよう我も うたをうたおう
平成二十六年十月三十日
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なにげない君のしぐさに君の声 消えゆく記憶におそれおののく
平成二十六年四月二十八日
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寄り添いし子のぬくもりに目覚めれば 外は明るしきょうは遠足
平成二十六年四月三十日
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ゆるやかに昇る小箱は空たかく 君は見上げし我に手をふる
平成二十六年五月五日
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色のない夢の中にも来ぬ人に 目覚めては問う答え無くとも
平成二十六年五月十三日
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弁当のいちごは赤くふと思う 摘みし吾子らは給食のころ
平成二十六年六月三日
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