すばるさん
のうた一覧
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終電の時間が迫り君に言う「バイバイ」じゃなく「また明日ね」と
平成二十六年五月二十三日
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色褪せたぬいぐるみだけ手に持って楽園行きのバスに乗り込む
平成二十六年五月二十三日
7
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銀色のワゴンで君と旅に出る世界で一番幸せな猫
平成二十六年五月二十二日
8
有川浩さん「旅猫リポート」の感想...
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幾重にも優しく包む春の風 俯いていた君も笑って
平成二十六年五月二十二日
10
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飾り気のない真っ直ぐな黒髪を容赦なく射る夏の太陽
平成二十六年五月二十二日
8
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「お一人様お一つだからついて来て」ドライバー兼荷物持ちだろ
平成二十六年五月二十一日
6
夫には感謝しています。いつもあり...
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水溜り溺れる蟻を救い出すひっそりとした君の優しさ
平成二十六年五月二十一日
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満月のほんの少しの欠けさえも気付くあなたよ 髪切りました
平成二十六年五月二十一日
10
切ったのは数日前
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二人なら少しも怖くないなんてさらりと言える若さが怖い
平成二十六年五月二十日
10
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始まったばかりの夏にこの恋を捨てようとしてクラクション鳴る
平成二十六年五月二十日
7
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お隣の白いお家に住んでいる出来る!出来る!と言っている人
平成二十六年五月十九日
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夫になぞなぞ短歌を出してみました...
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泣くなよと励ますように頬撫でる毛布みたいに柔らかい風
平成二十六年五月十九日
10
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両手から水がこぼれていくようにあなたの事も忘れられたら
平成二十六年五月十九日
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傾いた午後の太陽眩しくて目を閉じ君も見失ってた
平成二十六年五月十八日
4
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青々と輝く芝生寝転べば空と自分が曖昧になる
平成二十六年五月十八日
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メレンゲのようにふわりと揺れる髪街の湿った夜風が包む
平成二十六年五月十七日
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義母の味出せず夫を呼びに行くいつも散歩に出かける河原
平成二十六年五月十七日
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味見してみて
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英単語ノートに記す手を止めて羊のような雲を眺める
平成二十六年五月十六日
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少し休憩
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水底は思ったよりも深かった君に嵌まった一昨年の秋
平成二十六年五月十六日
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どこまで好きになるのかな。
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臆病な兄も勝気な妹も同じ色の夢を見ている
平成二十六年五月十五日
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