寧々さん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
容易くはなくて嵐に飛び散らすこと出來ぬ過去は要るものですか
平成二十七年六月三日
2
もっと見る
空を見てゐるうちにほらさらさらの灰かつて恨んだ人まだ赦せない
平成二十七年六月三日
4
もっと見る
萎れてる紫陽花は空を恨むのかちりちりとした紙細工になつて
平成二十七年六月二日
6
もっと見る
花々が咲き亂れてる廢屋に棄てておかれし赤い自轉車
平成二十七年五月九日
12
もっと見る
泣きたいよ5月の空は遠くなりあの人そこへ逝つてしまふの
平成二十七年五月九日
4
もっと見る
和やかな色殘したるテーブルにふいと置かれた別れのことば
平成二十七年五月五日
10
もっと見る
故郷よただ空のいろ蒼くあり誰も私を思ひ出さぬ場所
平成二十七年五月五日
3
もっと見る
生眞面目な花々咲きぬ廢屋に靴が揃へて置ゐてあるよほら
平成二十七年五月五日
3
もっと見る
ぬるぬると嵐來たりて花散らしすべて散らせよ私に戻せ
平成二十七年四月二十日
3
もっと見る
振り向けば櫻でしたあのひとの背に腕をまはしてたのは
平成二十七年四月二十日
2
もっと見る
風ふゐてそよぐゆらりの野原にて眠りし我の手にはタンポポ
平成二十七年四月十二日
2
もっと見る
過ぎさればあれは霞の戀でした櫻花もう思ひ出せない
平成二十七年四月十二日
4
もっと見る
寒風に轉がり落ちぬ八重櫻少女の掌ちんまり坐る
平成二十七年四月四日
4
もっと見る
夜半過ぎぼうとゆはみぬ櫻道いかういかうよこころ溶かさう
平成二十七年三月三十一日
6
もっと見る
薄紅に霞ゆく夜に風吹けば宴の聲は密かになりぬ
平成二十七年三月三十日
5
もっと見る
花見れば千千に散りたる戀想ふぐねりの根もと脱け殼ありて
平成二十七年三月二十九日
2
もっと見る
櫻咲く戻れぬ橋をわたりゆく戻らぬ場所を故郷と呼びぬ
平成二十七年三月十九日
6
もっと見る
木蓮の香匂ひたち空は蒼うたたんたらた靴音輕く
平成二十七年三月十八日
3
もっと見る
しんねりと階段の下坐りたるもうこれよりも下は無いよと
平成二十七年三月十八日
2
もっと見る
眞つ直ぐな眼で視てる人の子や猫の仔我も生きてゐるのだ
平成二十七年三月八日
3
もっと見る
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
>>