寧々さん
のうた一覧
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スポンジを絞れば落ちる泪ほら私のからだの海が干上がる
平成二十七年九月十日
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ぼんわりと夏の緑は溶けてゆきもう思ひ出せぬ詩の一節
平成二十七年九月三日
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音もなく秋は來たりぬストールを羽織るふはりと空に撫でられ
平成二十七年八月三十日
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あちこちに蝉の骸が墜ちてなお空は青青哀しくなりぬ
平成二十七年八月二十四日
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灼熱の街に陽炎たちて午後溶けぬやうにと氷菓子噛じる
平成二十七年八月二十二日
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夜半の夏朧に見えし陽の影はぬめりねめりと身動ぎをする
平成二十七年八月二十二日
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綿あめを食んで君と手を繋ぐ甘き香する祭の一夜
平成二十七年八月十九日
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雲ひとつ流れて海に辿り着く彼方の人よ見えてゐますか
平成二十七年八月十九日
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ふと蝉の鳴き聲消えて夏は溶け耳に殘りし雷鳴遠く
平成二十七年八月十九日
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太陽にじうと燒かれた肌がほら夜に火照りて劣情消えぬ
平成二十七年七月二十八日
6
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ラジオから聽こえる歌は冷たくて蒸し暑き夜風の夢見る
平成二十七年七月二十八日
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あちこちに雲ひしめきて雨を呼ぶやがて溶けゆくアイスクリーム
平成二十七年七月十七日
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嵐くる空に滿ちたる千切れ雲波に漂ふ海月の如く
平成二十七年七月十七日
4
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夢の空切り裂く雷鳴轟ゐてひとりの枕を抱き締めてゐる
平成二十七年七月三日
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振り向きもせず紫陽花は掻き消えて雨雲ぐるり月が終はる
平成二十七年六月三十日
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しみじみと雨降る路地の靜けさに微睡む部屋よ時計の音止む
平成二十七年六月二十六日
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枠線がかじけた雲が空のしたぬるり動ゐて梅雨晴れ暑し
平成二十七年六月二十五日
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空は蒼滿たされてをり我が手には青い青い棒附きアイス
平成二十七年六月二十日
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雨上がる濡れし花瓣煌めゐて紫陽花の群夜會へ向かふ
平成二十七年六月五日
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生まれ出る泡のやうな紫陽花のまるいまるい塊叩く
平成二十七年六月三日
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