寧々さん
のうた一覧
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刺すやうな言葉連なるそれだけのメール畫面にほとりと笑ふ
平成二十六年五月十日
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魚一疋棲まぬ水邊よ人住まぬ家よ夢に出でよ我は愉しい
平成二十六年十月十七日
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寒風のなかざくざくとまはりゆく鮪の群れか福求むひと
平成二十七年一月六日
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なもなき日影が溺れる夕燒けの海をからすがするりと泳ぐ
平成二十七年一月十六日
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ちりちりと寒風刻む夜の月猫の背中のひやりを溶かす
平成二十七年一月二十二日
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骨の音がぎりり夜空に白き月牙あるものを産み落としてをり
平成二十七年一月二十二日
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背に這ふ風痛く夜は更けてゆき雪を待つ身は微かに昂る
平成二十七年二月四日
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やはらかに指がしなりて老女の手包まれてる菓子うつらうつら
平成二十七年二月十四日
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しんねりと階段の下坐りたるもうこれよりも下は無いよと
平成二十七年三月十八日
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花見れば千千に散りたる戀想ふぐねりの根もと脱け殼ありて
平成二十七年三月二十九日
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風ふゐてそよぐゆらりの野原にて眠りし我の手にはタンポポ
平成二十七年四月十二日
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振り向けば櫻でしたあのひとの背に腕をまはしてたのは
平成二十七年四月二十日
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容易くはなくて嵐に飛び散らすこと出來ぬ過去は要るものですか
平成二十七年六月三日
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灼熱の街に陽炎たちて午後溶けぬやうにと氷菓子噛じる
平成二十七年八月二十二日
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スポンジを絞れば落ちる泪ほら私のからだの海が干上がる
平成二十七年九月十日
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日晒しの薄茶た窓しみじみと見渡す樣よ師走の風景
平成二十七年十二月十九日
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枯れ草の丘より眺める暮れの街靴音だけが交はされてをり
令和二年十二月一日
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再開しました
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空に手を伸ばしてはふと下を向く何處にもゐない亡くすといふこと
令和二年十二月一日
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水槽から飛び跳ねた金魚がディスプレイの青に飛び込み
平成二十六年四月二十二日
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なにびとに手を振りたるか一人きりきしりとまはる囘轉木馬
平成二十六年四月二十五日
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