寧々さん
のうた一覧
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五月雨にしとどに濡れし放られたデディベアの釦の哀れ
平成二十六年五月十二日
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猫の眼閉ぢよ眞晝の白き月有りて無きもの雜沓の我
平成二十六年六月十一日
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寂しさよ連れてきたれわが夢に砂漠の砂の落ちるさらさら
平成二十六年十月十七日
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戀ふ人よ近くにゐてよほら風が吹ゐて私の聲屆けるから
平成二十六年十月十九日
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しなやかに搖れし枝葉に隱れてる鴉もぢつと耐へる日があり
平成二十六年十月十九日
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跳べさうと跳びたいと空漕ぎいでるブランコ軋む公園秋深し
平成二十六年十月十九日
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極彩のテントのなかにくるまれて搖れて笑へよ一夜のゆめよ
平成二十七年一月十七日
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星空よ云へぬ夢見る夜もあり暮れぬ青空願ふ晝ある
平成二十七年二月十五日
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雜沓に紛れてしまへ手放せばひらひら泳いで消える花瓣
平成二十七年二月二十八日
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春淺く寒風吹ゐて蕾墜ち空を見上げる芽吹かぬ私
平成二十七年二月二十八日
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眞つ直ぐな眼で視てる人の子や猫の仔我も生きてゐるのだ
平成二十七年三月八日
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木蓮の香匂ひたち空は蒼うたたんたらた靴音輕く
平成二十七年三月十八日
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ぬるぬると嵐來たりて花散らしすべて散らせよ私に戻せ
平成二十七年四月二十日
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生眞面目な花々咲きぬ廢屋に靴が揃へて置ゐてあるよほら
平成二十七年五月五日
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故郷よただ空のいろ蒼くあり誰も私を思ひ出さぬ場所
平成二十七年五月五日
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あちこちに雲ひしめきて雨を呼ぶやがて溶けゆくアイスクリーム
平成二十七年七月十七日
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夜半の夏朧に見えし陽の影はぬめりねめりと身動ぎをする
平成二十七年八月二十二日
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口笛に惑はされて路地の裏猫ねこそれと猫の舌ひとつ
平成二十七年十二月二十二日
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船は往く波間に浮かぶ夢の泡ラムネのやうに儚く消えた
平成二十六年四月二十九日
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そらのいろ精々となり虹ひかり雨粒煌めき我が身は透きぬ
平成二十六年五月一日
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