香月さん
のうた一覧
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はしきやしたなびく声の夢にして想ふ君の声にたなびく
平成二十六年四月二十二日
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たんぽぽの種に文結い想ひ込め君し許へ届けと舞わす
平成二十六年四月二十四日
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至らぬも過ぎゆく日々の侘しさに哀しき夢も儚きものよ
平成二十六年四月二十四日
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花水木色づき想ふ紅染めて君し待たねど花を染めやも
平成二十六年四月二十五日
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巡れども君し想ひは忘れねど雨な降りなも侘し胸よ
平成二十六年四月二十八日
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木靈するほととぎすの音に袖寄せしわが背子いましとかへりみけむや
平成二十六年五月一日
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ほととぎすは懐旧の鳥。あのときは...
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結び葉の漏れ日に見とれし若楓包みし花の弧悲もかなはず
平成二十六年五月三日
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花包み愛しき胸の弧悲なれど摘まねど美し君な枯れやも
平成二十六年五月三日
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愛しくも儚き想ひの虚しさに弧悲も屆かぬ君を支へむ
平成二十六年五月三日
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やすみしし彼方見つめし三河より愛しき君よ吾が胸飛びぬ
平成二十六年五月四日
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夢浮かび揺らぎ消えゆく吾が思いうつつうつつと華になりけり
平成二十六年五月五日
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風薫る懐かし香りに妹想ひふり返り問うほととぎすの声
平成二十六年五月八日
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白雲に上弦の月隠れくに淡く照らせし常世の夢を
平成二十六年五月八日
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濡れたまう袖振り隱し微笑みて君忘れしと顧みずとも
平成二十六年五月九日
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やすみししわが大君奉る和妙荒妙常世の祈りよ
平成二十六年五月十四日
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忘れじと君を想へど薄れゆくこの身の虚しさ吾が身悶へよ
平成二十六年五月十四日
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しろたへの袖の裾持ち見つめしも君は疎しか振り返らぬも
平成二十六年五月十五日
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欠けゆきて立待月の面影に隠れし顔の朧秘めにし
平成二十六年五月十六日
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盃に映えし揺れにし寝待月呑み干し月のうまし残り香
平成二十六年五月十八日
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過ぎし日に文結いたる桜の木散りゆき枯れし文も忘られ
平成二十六年五月十九日
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