美津村さん
のうた一覧
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考へてよく考へて物云へとわが提案は斥けられぬ
平成二十六年三月十七日
4
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加湿器の蒸気に小さき虹たちて窓に深ぶか夕光の差す
平成二十六年三月十三日
10
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口紅の汚れのごとき染みのある哀しき湯呑を母は遺しぬ
平成二十六年三月十二日
18
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屋根の雪が解けてしたたる音もやみ夜更けて外は凍てくるらしも
平成二十六年三月十一日
5
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尊敬する人はと問はれて亡き父と答へて受かりし面接なりき
平成二十六年三月十日
28
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ひと息に酒を呑み干し寢に就かむ明日のことは明日考へればよし
平成二十六年三月八日
12
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風出でて寒々と池は波立てり鴨ら集まり体よせあふ
平成二十六年三月八日
6
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遠廻りしてその店前を過ぎるとき窓拭く彼女と眼會ひたり
平成二十六年三月八日
6
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右折して遠廻りして歸る街またあの女に會ふかもしれず
平成二十六年三月八日
3
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雨やみてにはかに冷えくる夜の街咳き込み咳き込みゆく人の影
平成二十六年三月七日
10
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照りながらひかりつつ降る春の雪川上の村をかすませて降る
平成二十六年三月七日
3
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ゴメンナサイと謝る夢は幾たびか現実は意地はり友には会わず
平成二十六年三月六日
5
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百五円を百十円にするという二円は明らかな便乗値上げだ
平成二十六年三月六日
3
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庭池の金魚に手出しする猫にやさしく諭して云ひ聞かす妻
平成二十六年三月五日
17
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雨やみて散歩に出でし夕の街自轉車習ふ幼とその父
平成二十六年三月五日
8
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お靜かにお靜かにと場を鎭めつつ廣げし手のひらふるへしものを
平成二十六年三月四日
6
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ひと筋に雲を曵きゆく飛行機の夕日に近づき輝き始む
平成二十六年三月四日
6
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姿見に寫るわが身を勵まして背筋伸ばして會ひに出でゆく
平成二十六年三月四日
6
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聞こえくるまた聞こえくる君の噂時經るごとに惡女めきゆく
平成二十六年三月三日
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手を振る君がうしろの窓に見ゆるバス見送り見送り吾はたたずむ
平成二十六年三月三日
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