美津村さん
のうた一覧
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群れに遅れ遅れつつゆく雁一羽 声しぼり鳴きしぼり鳴きつつ
平成二十六年四月十日
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血の色の火の球となり沈む日を追ひて飛びゆく雁のひと群れ
平成二十六年四月十日
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気温上がり空気靄だつ昼過ぎを菜畑帰る小学生の群れ
平成二十六年四月九日
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監視カメラを睨み返して入りゆく悪者でないぞと背筋伸ばして
平成二十六年四月八日
7
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見學してゐればよしと勞られ見學してゐる疎外されてゐる
平成二十六年四月八日
9
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金を背負ひて 金の重みに沈みたる 政治家幾たり 今またひとり
平成二十六年四月八日
9
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「また金か」舌打ちをしてテレビを消す所詮並の政治家彼は
平成二十六年四月八日
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犬を曳く人も曳かれるその犬も満開桜の花吹雪のなか
平成二十六年四月七日
6
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声しぼり鳴きつつ群れを追ふ一羽さみしき鳥は我かと思ふ
平成二十六年四月七日
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軒ごとに祭りの提灯点す街子供神輿が声あげてゆく
平成二十六年四月六日
7
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雨に濡れ散りて眼鏡に張り付きし桜のひと片 わが視野閉ざす
平成二十六年四月六日
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蓑虫に枝を残して剪定すわが生れたる記念の庭柿
平成二十六年四月六日
6
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乾ききる庭土を打つ俄雨会はむと心を決めて電話す
平成二十六年四月五日
4
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なみなみとコップに酒を注ぎあひて深き友情長く保たむ
平成二十六年四月五日
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かかり来し電話を理由に席を立つ長びく会議に心倦む時
平成二十六年四月五日
6
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云ひよどみ云ひよどみつつ云つてみる云つても無駄と思ひつつ云ふ
平成二十六年四月五日
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そんなはずは無いとおもって聞き返す君は語らず ただ笑うのみ
平成二十六年四月五日
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直ぐ其処に君のゐるよな錯覚をもちながら行く君の墓前へ
平成二十六年四月四日
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スカートの奥までうつりそうな床新築ホテルの大理石の床
平成二十六年四月三日
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側溝の蓋をカタカタ踏み鳴らし来るは何者 真夜中の二時
平成二十六年四月三日
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