美津村さん
のうた一覧
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入浴剤のレモンの香りを漂はせ温かきかな妻は眠れり
平成二十六年五月四日
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雨はやんだか風つよきかなど問ひながら朝の臥所にまどろむ吾は
平成二十六年五月四日
8
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心ふさぎ話したくない時に來て君は無邪氣に笑ひ轉げつ
平成二十六年五月四日
27
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乾ききる畑土潤すにわか雨雨の匂いに心ほぐるる
平成二十六年五月三日
13
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雨のあと俄かにさしくる日の光道に畑に湯気たち始む
平成二十六年五月三日
6
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皿の上の最後の一つを譲り合ひ互ひに老いたり妻としずかに
平成二十六年五月二日
91
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めん鳥とをん鳥のこゑ聞き分けて今朝も目醒めぬわが健やかに
平成二十六年五月二日
14
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遅れがちの妻を返り見かへり見つつ春の野道を散歩するふたり
平成二十六年五月二日
29
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生きてる間なんとか使へる歯でよしと保険適用の安き歯つくる
平成二十六年五月二日
11
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貧しきに競ふがごとく寄進して報恩講に行きし祖たち
平成二十六年五月二日
7
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こらへ堪へてにこにこにこにこゐたるゆゑ我よき人と思はれたるらし
平成二十六年五月一日
8
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その時のことはその時考へむ妻病む時の事わが病む時の事
平成二十六年五月一日
16
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背を丸め出窓に眠る白猫も夕焼け浴びてあたたかく見ゆ
平成二十六年五月一日
12
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猫の出入りに障子の一枡切り空けていよいよやさしく老いてゆく妻
平成二十六年五月一日
34
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掃除機に吸っても吸っても取りきれず猫の抜け毛と貧乏神と
平成二十六年五月一日
9
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今日は母の何回忌なりしや仏壇に灯ともすことも忘れ過ぎたり
平成二十六年四月三十日
11
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少なき亡き父の記憶の中にして晩酌する時やさしかりにき
平成二十六年四月三十日
12
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飯粒が見えぬと老眼を嘆きたるかの日の母よりわが老い早し
平成二十六年四月三十日
13
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湖を見おろせ峯を見遣れなど言ひて君を撮る幾年ぶりに
平成二十六年四月三十日
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思はぬに病みゐるといふハガキ来ぬ 細き文字の雨に流れて
平成二十六年四月三十日
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