美津村さん
のうた一覧
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髪を洗ひ風に吹かれてゐる汝に右より早き夕月の差す
平成二十六年六月七日
13
旧作
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人間を善玉悪玉に仕分ければ悪玉人間われのみならむ
平成二十六年六月七日
8
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背の低きをとめをほめて言ふ母に我は視線をそらしてゐたり
平成二十六年六月七日
9
旧作
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遠きより人は憎しみゐるらむか清らなる君の声聞きにゆく
平成二十六年六月六日
12
旧作
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葦群をなびかせて吹く風の先木橋を渡り来る君のかげ
平成二十六年六月六日
9
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蜜柑色のブラウスよけれ雑踏の町を去りゆくわが佳き人は
平成二十六年六月六日
6
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夢の母モンペを穿きてうら若く銀紙に包み鶏焼きてゐき
平成二十六年六月五日
10
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酒を好み血圧高く急死せし祖父にも父にもわが貌の似る
平成二十六年六月五日
14
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かげらふの中に右むき左むきパラソル回しゐき若き日の君
平成二十六年六月五日
18
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肩を抱き並びて歩みしこともなく二人老いたり海を見てゐる
平成二十六年六月五日
29
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その角は怖き鬼の入り口よ注連縄はりて防がむ病魔貧魔を
平成二十六年六月五日
6
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粒選りの梅を送るといふ便り文字美しくて梅の実思はしむ
平成二十六年六月四日
16
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雨のなか遠く帰り行く人に傘も貸さずに別れたりにき
平成二十六年六月四日
10
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数人を下ろして電車は発ち行きぬ行くての町には幸あるごとく
平成二十六年六月四日
17
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わが机の欠けし湯呑に茶を注ぎ熱ある妻は先に寝にゆく
平成二十六年六月三日
17
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突き詰めてつきつめつきつめ突き詰めて結局好きと嫌いに分ける
平成二十六年六月三日
9
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宛書までワープロに打ちて来る手紙こころ移りゆく人かと思ふ
平成二十六年六月三日
4
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退院したから遊びに来いと電話あり声みなぎりて笑い方もよし
平成二十六年六月三日
5
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挨拶はそこそこにして駆け上がり病やしなう君を見にゆく
平成二十六年六月二日
9
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物言わず目立たぬように人々に紛れておればよかったものを
平成二十六年六月二日
8
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