美津村さん
のうた一覧
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岸壁を離れむとする黒き船ながくかかりて向き変えにけり
平成二十六年八月六日
8
旧
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ゆとりなき思いにたかぶり物言えば近きところに虹いでにけり
平成二十六年八月六日
3
旧作
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形容詞を重ねて飾りて勧誘文また送りきぬ見本ふやして
平成二十六年八月六日
6
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部屋にこもり本ばかり読む知識人現場に出てきてウロウロウロウロ
平成二十六年八月六日
5
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私服に着替えて作業場に戻りこし上司いたく弱々し年老いて見ゆ
平成二十六年八月五日
6
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遠き山に半ば重なる手前の山共に円かに夕かすみゆく
平成二十六年八月五日
6
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風の向き変わりて俄かに蒸す午後を来る君を待つ服着替えて待つ
平成二十六年八月五日
6
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ひと言ひと言語尾をのばして甘えるはもう聞き飽きた賢くなれよ
平成二十六年八月五日
9
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生白き首を筋立て怒る人その物言いは喚きに似たり
平成二十六年八月五日
6
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圧搾銃に鋲をうつ音響きいて干拓地の日暮れ紫の靄
平成二十六年八月四日
6
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信号の変わるを待ちて並びいる車の屋根に動くかげろう
平成二十六年八月四日
9
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午前三時汝のやすけき息の音冴えたる月の窓に差し入る
平成二十六年八月四日
6
旧
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髪を洗い風に吹かれている汝に右より早き夕月の差す
平成二十六年八月三日
9
旧作
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バラの花垣にめぐらし人の住む家に静かに降る午後の雨
平成二十六年八月三日
10
旧
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混みあえる夜の電車の窓ガラスにうつる汝が顔我は見ており
平成二十六年八月三日
6
旧
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魚はねて波紋拡がりゆく時に水より白き鳥飛び立ちぬ
平成二十六年八月二日
7
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何をしているか雪降る午後八時灯せる君の窓に来たりぬ
平成二十六年八月二日
7
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とつぎくる不安を言いし君の姿バックミラーにまだ見えている
平成二十六年八月二日
7
旧
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踏み石にそろえて置かれし塗の下駄猫が顎をこすりつけている
平成二十六年八月二日
8
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角を右折し十分行けと教えられ来たりて立ち尽くす休耕田のなか
平成二十六年八月二日
6
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