美津村さん
のうた一覧
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下げられし古き墓花次々と炉に焼かれいる人焼くごとく
平成二十六年八月二十日
6
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霧雨になべて濡れ立つ墓石に酸漿飾りて慎む人びと
平成二十六年八月二十日
5
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千鳥足になるほど酒は飲まざれど近ごろ老いゆえふらつくことあり
平成二十六年八月十八日
7
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天井裏に育つ雀の雛の声日々に高まり今朝は足の音
平成二十六年八月十八日
7
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黒皮手袋コートのポケットにしのばせて行こうか行かぬか会うか会わぬか
平成二十六年八月十八日
6
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たくらみのあるが如く無きごとく文字荒々と書かれし文書
平成二十六年八月十八日
6
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水勢ははかり難しも岩石がはねる転がる流れるとどろく
平成二十六年八月十七日
5
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理屈なんか言っていないで現場に行き即断即決指示出すがよし
平成二十六年八月十七日
6
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工事箇所示す赤きランプ見え夜の街冷たき霧流れゐつ
平成二十六年八月十七日
4
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通夜の誦經聞きつつ我はどうしてもうとまれてゐる感じが去らず
平成二十六年八月十七日
6
旧作
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慣れてしまへば仕事はいづれも單調なるものをかの時思ひつめゐき
平成二十六年八月十七日
6
旧
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少し強くネクタイ閉めなほし雨の降る朝の駅に来る君を待つ
平成二十六年八月十一日
10
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離陸して傾く翼の右下に宿りし白きホテルが見える
平成二十六年八月十一日
7
旧作
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夜半過ぎの地震に目覺めて起きゆきし妻が厨に水を飮む音
平成二十六年八月十一日
9
旧作
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駅の階段に色つけて宣伝文字書けり踏みつけてあまた人の過ぎゆく
平成二十六年八月十一日
7
旧
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胎動のあるをしきりに云ひをりし妻がはやくも寢息たてをり
平成二十六年八月十一日
11
旧作
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灯火を消せば月かげ差す窓に轟きて飛行機の遠ざかりたり
平成二十六年八月七日
13
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飛行機に撒ける薬剤拡がりて朝日は丸くその中にあり
平成二十六年八月七日
6
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冷えすぎる足を護ると靴下を重ね穿きして冷房の部屋
平成二十六年八月七日
9
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満月の下を東へのびてゆく夜の飛行雲光帯びたり
平成二十六年八月六日
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