美津村さん
のうた一覧
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猪脅しの窓の真下に響きいて虫静かなる宿の夜の更け
平成二十六年九月十四日
9
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辞めようかとわきくる迷い何度めかよく働いた働きすぎた
平成二十六年九月十四日
11
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空気冷めて鼻のぐずつく季は来ぬ老い衰える体ぞかなし
平成二十六年九月十四日
7
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真ん中を通って来たと言い放つ知恵なし度胸なし機会さえなし
平成二十六年九月十四日
5
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耳飾りはダイヤかガラスかわからねど黒髪の隙にちらちら光る
平成二十六年九月九日
8
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見送ってたたずむ彼女のさみしげな細き姿が残像にあり
平成二十六年九月九日
14
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地震に目醒めし後の激しき動悸やうやくしづまり二時を打ちたり
平成二十六年九月九日
5
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語尾ながくのばしてマイクに人を呼ぶ声が鉄鋳る工場にひびく
平成二十六年九月九日
5
旧作
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うす曇る中に小さく浮く冬日横切りて雁のひと群過ぎぬ
平成二十六年九月九日
6
旧
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壁板の木目模様にマリアさま見護られて夜よる眠る
平成二十六年九月八日
4
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この世は極楽人間すべて善人と語ってみたし笑ってみたし
平成二十六年九月六日
7
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この世は地獄人間は鬼と嘆くほど心のすさむ我には非ず
平成二十六年九月六日
6
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工場排水に生かされている池の金魚立札は記す魚齢三歳
平成二十六年九月六日
7
旧
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脱硫して清しと宣伝する空気黄砂の空へ流れゆきたり
平成二十六年九月六日
5
旧作
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曳き船と曳かれゆく船波のなき入江にふたつの水脈重ねゆく
平成二十六年九月六日
10
旧
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腰痛め珪肺を病み職去りし鑄物師多く大方老いてゐき
平成二十六年九月三日
8
旧
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パンクせしタイヤ取り替へゐるあひだ光差しつつ虹立ちにけり
平成二十六年九月三日
9
旧
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幼二人晝寢してゐる傍らに病後の我の體横たう
平成二十六年九月三日
9
旧
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アスファルトを破りて芽吹きし泡立草倒産工場の舗道に数多
平成二十六年九月二日
8
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しらじらしくしらをきるのはやせ我慢おどおどしてゐるびくびくしてゐる
平成二十六年九月二日
6
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