美津村さん
のうた一覧
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ほの明けて街へくりだす鴉らに遅れてならず配達急がむ
平成二十六年十一月十九日
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ほどほどに老いの身鍛へる運動よバイクの乗り降り日に三百回
平成二十六年十一月三日
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カーブミラーに写る野の先白みをりその角曲がれば配達終る
平成二十六年十一月三日
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事故に遭ひ運ばるることもあるならむ下着に常に氣を遣ひおく
平成二十六年十一月三日
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軒並びの八軒駆足で配達すバイクを置きて新聞抱へて
平成二十六年十一月三日
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蓬を摘んでゆっくりゆっくり野を帰る夕刊配りし春風のなか
平成二十六年十一月三日
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前輪に小石を踏んでよろめきぬバイクに乗るのも老いては難し
平成二十六年十一月一日
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漆喰の傷みし土蔵に日の差して明るむ庭に君と佇む
平成二十六年十一月一日
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飲み干しし缶ビールの缶握りしめ言葉こらへて聞きゐたる君
平成二十六年十一月一日
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雲の間に出たり隠れたりする月と戯れあひつつ新聞配る
平成二十六年十一月一日
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田の中に一本通る通学路群に遅れて少年ひとり
平成二十六年十一月一日
6
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その夫に伴はれゐる姿見てわが乗る電車をひとつ遅らす
平成二十六年十月三十一日
8
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また星の流れゆきたる野の先に潜む軍のごとき家群
平成二十六年十月三十一日
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配達に行きて貰ひし大根のみずみずしきかなバイクの籠に
平成二十六年十月三十一日
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橋渡り角を右折れ左折れ右に行く日は気の昂ぶる日
平成二十六年十月三十一日
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数知れぬ星の一つにわが如く新聞配る命もあらむ
平成二十六年十月三十一日
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なに事かありたる如くなき如く沖を見やりて佇む漁師ら
平成二十六年十月二十九日
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右折して真っ直ぐ下れば村を出る村の出口はその木橋のみ
平成二十六年十月二十九日
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籾殼山の筒に烟の立つ苅田寒ざむとして夕暮れはじむ
平成二十六年十月二十九日
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副作用を忘れて續けし呑み藥少時く斷たむ藥疹痒し
平成二十六年十月二十九日
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