美津村さん
のうた一覧
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いち日にこんなに伸びるか彼岸花地蔵の背丈を今朝越えてゐる
平成二十六年十二月二十二日
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一番電車の過ぎたる踏切わが渡る配達急がむ霧の道先
平成二十六年十二月二十二日
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配達を終りて帰る丘の街道はまっ直ぐ川まで下る
平成二十六年十二月二十二日
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霧沈む村を朝刊配りゆくいちいちブレーキきしませながら
平成二十六年十二月二十二日
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汗に蒸れて合羽の中もびしょ濡れなり配達してゐて寒し冷たし
平成二十六年十二月二十二日
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新聞屋を通してやれと土嚢積む人らがバイクを支へてくれぬ
平成二十六年十二月十三日
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吹き荒るる台風なれど単調な配達の日々の得難き変化
平成二十六年十二月十三日
10
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「おはやう」とわれを追ひこしゆきたるは他紙配達員彼女は若し
平成二十六年十二月十三日
10
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その事はひとまずおいてと遮られわが提案は退けられぬ
平成二十六年十二月十三日
6
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脚太き馬の背に積む奉納の酒樽揺れて酒の匂ふも
平成二十六年十二月十三日
8
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軒々に干柿吊るす路地の先今朝晴れあがり初雪の山
平成二十六年十二月八日
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少しおどけてその場は繕ひ得たれども見拔かれてゐる輕蔑されゐる
平成二十六年十二月八日
8
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城跡の城とは丸太粗組の砦なりきと立札記す
平成二十六年十二月八日
5
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永代供養を保証するといふけれどその寺永代に続くや否や
平成二十六年十二月五日
10
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足音を忍ばせて行かむか荒立てて走り抜けむか暗がりの路地
平成二十六年十二月四日
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「アンテナは一本立っています」と告げ声切れぎれの応答を聞く
平成二十六年十二月四日
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途方に暮れて車を降りて佇めば空ゆく鵜らの羽ばたく音す
平成二十六年十二月四日
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右折して真っ直ぐ下れば村を出る村の出口はその木橋のみ
平成二十六年十一月二十七日
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なに事かありたる如くなき如く 沖を見やりて佇む漁師ら
平成二十六年十一月二十七日
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この家も庭に地下水湧き出でて素麺あらふ西瓜を冷やす
平成二十六年十一月二十七日
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