美津村さん
のうた一覧
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吹く風の届かぬ木叢の下道に杖に頼りてゆきなづむ君
平成二十九年四月二十一日
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竹群に朝の光満つる時己が不浄に戸惑ひて佇つ
平成二十九年四月二十一日
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木洩れ日の動く木叢の厚き苔ふはふは踏みて我が巡り行く
平成二十九年四月二十一日
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窓に移る雲に朝の光きざし鐘鳴れば人に先がけ起きぬ
平成二十九年四月二十日
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ひるがへりつつ竹の葉散れば幽けくも空気が動く朝光うごく
平成二十九年四月二十日
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帰りし倉庫に止め置くトラックの運転台それぞれにこもる運転手の体臭
平成二十九年四月十九日
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渋滞する一台ごとの損失を積算したる統計ありや
平成二十九年四月十九日
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柿あまた吊し干してある軒の下油匂ふ手に小切手を貰ふ
平成二十九年四月十九日
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幾度も額の汗を振り落としトラックに我は煉瓦積み上ぐ
平成二十九年四月十九日
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うなだれて上司に叱られゐる君よ弁解をせずいたく素直に
平成二十九年四月十四日
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運転台を風吹き抜ける堤防に停めてしばらく荷受書整理す
平成二十九年四月十四日
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風邪ひきて筋肉痛のある午後は光差す運転台に暫く眠る
平成二十九年四月十四日
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助手席の窓にしぶきの吹きこむまま開けて乗りゆく夕立の町
平成二十九年四月十四日
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受取手形を束ねて置きし運転台深く日は差し膝あたたかし
平成二十九年三月二十八日
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運転席に坐れば心引締まり職替へむ迷ひはうすれてをりぬ
平成二十九年三月二十八日
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野火あかく連なる棚田見上げつつ日暮の峡をトラック走らす
平成二十九年三月二十八日
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老人の多き葬列過ぐる道トラック止めてながく我は待つ
平成二十九年三月二十八日
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この夜は空気の乾く我が倉庫積まれし煉瓦ともしび反す
平成二十九年三月二十八日
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履き慣れて疲れの少ない安全靴底は片減り皮はひび割れ
平成二十九年三月二十二日
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縄腐り黴の匂ひのする煉瓦からげなほしてトラックに積む
平成二十九年三月二十二日
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