美津村さん
のうた一覧
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山峡の駅の駅長旗振れば入換電車は汽笛を鳴らす
平成二十七年六月十七日
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森の中に養老院の青き屋根ほそき煙のひと筋のぼる
平成二十七年六月十六日
7
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月光の夕べの空はさみしきに飛びゆく鳥のしぼり鳴く声
平成二十七年六月十六日
14
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煙突の割れんばかりに排煙を立たせて寒き雨の降る街
平成二十七年六月十五日
7
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争いて西より東へ流れゆく雲の幾片かは集合しながら
平成二十七年六月十五日
5
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先代より会社を発展させし君現職社長の胸像贈らる
平成二十七年六月七日
4
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壁に有る二代目社長君の写真先代に似て眼するどし
平成二十七年六月七日
4
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麦畑は刈られて風のひかるなか落穂を拾う白き鷺二羽
平成二十七年六月七日
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静かに静かに順序立てて説明しいら立つ疲れる諦めかけてる
平成二十七年六月五日
4
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一人くらい吾に似る人あらむかと見下ろす駅前朝の雑踏
平成二十七年六月三日
9
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湯に遊びよろこぶ老いし妻あれば汝をまもりてゆかむと思ふ
平成二十七年六月一日
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「忘れました」と年齢の所為にし席を立つ「老」も「惚け」も使いみちあり
平成二十七年五月二十六日
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考え考え考え抜いたはずなりき現を見れば誤りなりき
平成二十七年五月二十六日
5
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咳き込み咳き込み配達していて痰切飴という飴もらう畑の媼に
平成二十七年五月二十六日
6
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弥富の金魚と郡山との見分け方また聞かされてやはり解らず
平成二十七年五月二十六日
6
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仇討赦免状を与えるごとき判決が出るかもしれず民衆裁判は
平成二十七年五月二十五日
5
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湯けむりの中に朧に咲く椿ひとつふたつは湯の上に浮く
平成二十七年五月十八日
14
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雨に濡れ風にのたうつ鯉のぼりの悲鳴の如し雷鳴迫る
平成二十七年五月十八日
5
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ひとつ湯舟に浸かるも久しき妻と吾「極楽 極楽」共に老いたり
平成二十七年五月十八日
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鉄橋なれど木橋にせむか石橋か短歌に詠むとき少し偽る
平成二十七年五月十八日
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