美津村さん
のうた一覧
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俎板の蝸牛を雨の降る庭の紫陽花の葉に逃がしてやりぬ
平成二十七年七月二十四日
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梅雨明けて開け放ちたるわが家を風吹き抜ける蝶飛びぬける
平成二十七年七月二十二日
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棒切れで河原の小石を打ち飛ばす老いたるわが影少年のごとし
平成二十七年七月十九日
12
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台風の過ぎたる後の朝光に配る新聞ことさら白し
平成二十七年七月十八日
10
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左利きの常に左から踏み出して左の足甲早く腫れくる
平成二十七年七月十六日
7
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美人ゆゑなにを着ても似合ふよと襃めたつもりが睨み返さる
平成二十七年七月十六日
12
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渡りたる猫を見届け笛吹かれ廻旋橋は動き始めぬ
平成二十七年七月十二日
13
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開きゆく廻旋橋の朱の橋を水に映して朝明るむ
平成二十七年七月十二日
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配達員君の死にゐし休耕田路肩のロープはや除けられぬ
平成二十七年七月九日
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熱のある体を励まし配達し田圃に落ちて死にたる哀れ
平成二十七年七月九日
13
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過ちて田に落ち雨に打たれしと配達員の死の記事短かし
平成二十七年七月九日
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窓深き部屋の日差に素足さらしまどろむ夕刊配りに出るまで
平成二十七年七月六日
7
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血圧の高まりて倦怠感あれど行かねばならず新聞配達
平成二十七年七月六日
7
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配り終へ朝からビールを飲むうまし眠る妻を起こさぬやうに
平成二十七年七月六日
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この家の飼猫夜な夜な徘徊し新聞配る吾にじゃれつく
平成二十七年七月六日
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懐中電灯に照らして新聞置きにゆく広き庭の踏石伝ひて
平成二十七年七月六日
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堪へかねて言ひたる我は堪へかねし君に激しく言ひ返されぬ
平成二十七年七月四日
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僕にはどうでもいい事だよと言ひ捨てて電話切りたし切る勇気なし
平成二十七年七月四日
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自由に意見を言へと促され言ひたりき結局そのあと疎まれきたり
平成二十七年七月四日
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雨晴れて俄に低く差す夕日光を押しのけバイク走らす
平成二十七年七月四日
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