美津村さん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
遊郭は知らねど或る朝あの街の美しきお姐さん少年の記憶
平成二十七年八月十四日
10
もっと見る
朝刊は追ひ風夕刊は向かひ風今日も配達して渡る橋
平成二十七年八月十四日
12
もっと見る
婚礼の宴過ぎたる君の庭寿司桶干されて空晴れ渡る
平成二十七年八月十一日
9
もっと見る
梅雨明けて開け放ちたるわが家を風吹き抜ける蝶飛びぬける
平成二十七年八月八日
11
もっと見る
家々に梅干を干す匂ひたち日差眩しき梅雨明けの村
平成二十七年八月八日
11
もっと見る
水溜りの水に濡れたるズック靴冷や冷や涼し夕刊配る
平成二十七年八月七日
8
もっと見る
風に向かひ帰るは涼し朝明けて刈草匂ふ村境の土手
平成二十七年八月七日
14
もっと見る
このヤモリしばしば受箱にへばりつき新聞配る吾を脅かす
平成二十七年八月六日
8
もっと見る
善悪の境は知らねど七十年になりなむとして傾いてゆく
平成二十七年八月四日
7
もっと見る
主張して多数を得しや数を得てこれをしたりと企てたりしや
平成二十七年八月四日
5
もっと見る
夕刊を配る戸口に日の差して通り過ぎたる夕立匂ふ
平成二十七年八月三日
21
もっと見る
庭花を褒めたる隣は犬を褒め声明るくして夕刊くばる
平成二十七年八月二日
8
もっと見る
狂い咲くコスモス数輪土手の下梅雨に増したる川水迫る
平成二十七年八月一日
8
もっと見る
暗闇にひそむ毛物の目が光る眼ひかりて居場所がわかる
平成二十七年八月一日
7
もっと見る
十年くらいは直ぐに経つよと言われしは慰められたか嘲られたか
平成二十七年七月三十一日
5
もっと見る
百歳は珍しからぬ母方の体質受け継ぐ我とも思えず
平成二十七年七月三十一日
10
もっと見る
白壁土蔵の傷みし白壁はそのままにトタンを貼りて修されにけり
平成二十七年七月三十一日
5
もっと見る
虹を追いかけ追いかけ追いかけ山里から川べりの村へ配達していく
平成二十七年七月二十八日
14
もっと見る
この一年ふえし空家にx印付しつつ配達地図を補修す
平成二十七年七月二十八日
16
もっと見る
蝉殻を転がし転がし来し子猫手柄誇りて我を見上げる
平成二十七年七月二十五日
18
もっと見る
[1]
<<
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
32
|
33
|
34
|
35
|
36
>>
[73]