美津村さん
のうた一覧
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嵐の雨やめば虫鳴く暁に鎮痛剤が効きてまどろむ
平成二十七年十二月二十六日
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雨ながら切れゆく雲間に光立ち明日を恃まむ心となりぬ
平成二十七年十二月二十六日
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トロ箱のメバルを人らうち囲み指をたて声あげ競り始めたり
平成二十七年十二月二十六日
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尾を切りし冷凍鮪の並べられ蒸気あがりをり射しくる朝日に
平成二十七年十二月二十五日
5
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三隻づつ組みて網曳く沖の船向き変ふる時汽笛を鳴らす
平成二十七年十二月二十五日
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木の札を叩き合せて鯛を競る混るハコフグ蹴飛ばしながら
平成二十七年十二月二十五日
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ボロの蒲団に裸でい寝て育ちしは吾とわが子と二代かはらず
平成二十七年十二月二十五日
4
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駅のベンチにありし一円貨幣をば払ひ落して人腰掛けぬ
平成二十七年十二月二十五日
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侵入者を防ぐか脱出をはばむのか門扉とざして鍵かかりいる
平成二十七年十二月十四日
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好きともいえず嫌いでもなし美しき歯並びゆえの衝動にして
平成二十七年十二月十三日
4
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差別かも知れず区分けかも知れず差別と区分けの境むつかし
平成二十七年十二月十三日
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爪剥がれし足を庇ひて運転し夕べはいたくその足ふくるる
平成二十七年十二月十日
4
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自由に意見を言へと促され言ひたりき結局そのあと疎まれきたり
平成二十七年十二月十日
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ひとつ湯舟に浸かるも久しき妻と吾「極楽 極楽」共に老いたり
平成二十七年十二月十日
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この妻と共に過ごす一生かと嘆きたりしは言はず越えきぬ
平成二十七年十二月十日
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僕にはどうでもいい事だよと言ひ捨てて電話切りたし切る勇気なし
平成二十七年十二月十日
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人間の死に絶えて浄きこの星に蝶になりて翅ひろげたし
平成二十七年十二月四日
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黒人霊歌流るるラジオの音をあげ納品済まししトラック走らす
平成二十七年十二月三日
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人去りし机に緊張ほぐれつつ持ちゐるペンの湿るに気付く
平成二十七年十二月三日
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この人に好かれむとして言ひなりになりきて結局軽んじられてゐる
平成二十七年十二月三日
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