美津村さん
のうた一覧
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鳴きながら群れをひきつれゆく一羽苦しかるらむ夕日を追ひて
平成二十八年一月七日
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夕の鐘わたりゐるらむ門前町遠く想ひつつわが窓閉ざす
平成二十八年一月七日
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奮発してお年玉を出しながら今年が終りの予感している
平成二十八年一月二日
6
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濃い光と薄い光の流れ星連れ添うようにあと追うように
平成二十八年一月二日
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飯粒が見えぬと老眼を嘆きたるかの日の母よりわが老い早し
平成二十七年十二月三十日
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幼き吾を抱きすくめ母は飛行機の音をおそれき戦争の後も
平成二十七年十二月三十日
10
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起きいでてしばし蒲団に座りゐつ目の醒めざれば目薬さして
平成二十七年十二月三十日
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酒呑まぬ体に肝臓病みしこと納得せぬまま母は逝きたり
平成二十七年十二月三十日
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熱に臥し三日剃らざりしわが髭に白きが混るを今朝見出でたり
平成二十七年十二月二十九日
10
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尊敬する人を問はれて亡き父と答へて受かりし入社試験なりき
平成二十七年十二月二十九日
10
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視姦されたなどと少女ら話しつつ笑ひころげてバスを降りゆく
平成二十七年十二月二十九日
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髪染めし少女は証書を受取りぬ校長に握手されはにかみにつつ
平成二十七年十二月二十九日
10
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就職する数名にはなむけの言葉はなく迫る受験に励めの祝辞
平成二十七年十二月二十九日
7
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練習して誦んじて来たる挨拶は吃りに吃りて時間かかりぬ
平成二十七年十二月二十七日
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古バス一輌住居に欲しと言ひをりき戦後家なく若かりし母
平成二十七年十二月二十七日
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今宵わが酒飲み過ぎしを叱られぬ娘に叱られる齢となりぬ
平成二十七年十二月二十七日
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愛も感謝も言葉に言ふは面映ゆくバースデーケーキをぶら下げ帰る
平成二十七年十二月二十七日
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入浴剤のレモンの香りを漂はせ温かきかな妻は眠れり
平成二十七年十二月二十七日
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見つむれば木偶が仏に変りゆき世に亡き君の思はるるなり
平成二十七年十二月二十六日
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神はわが心の内に在るものを外に求めて苦しみたりき
平成二十七年十二月二十六日
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