美津村さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 幾らにもならずと妻の嘲へども配達は楽し時が早く過ぐ 平成二十八年一月二十五日 11 もっと見る
- 背後から雪雲迫る山の村配達急げば汗流れ落つ 平成二十八年一月二十五日 10 もっと見る
- 硬き心をほぐせ開けと照り返す白より白き雪の輝き 平成二十八年一月二十五日 11 もっと見る
- 声張りて凧揚げてゐし父と子の去りて砂浜夕凪となる 平成二十八年一月二十一日 14 もっと見る
- バイクの音雪に吸はれて静かなり雪降りやみし雪明りの街 平成二十八年一月二十一日 12 もっと見る
- 水溜の氷りて月に光りをりその月光を踏み割り配る 平成二十八年一月二十一日 9 もっと見る
- ブレーキを踏むなハンドル動かすな体かたくして凍てし橋の上 平成二十八年一月二十一日 10 もっと見る
- 休みたかりしが願ひゑぬまま欠勤者の代務をしてゐる熱あるわれは 平成二十八年一月二十一日 9 もっと見る
- 挨拶くらゐ返して損にはなるまいに他紙配達員顔そむけゆく 平成二十八年一月十九日 8 もっと見る
- 月光に瓦屋根の光る街しはぶきながら新聞配る 平成二十八年一月十九日 8 もっと見る
- 積雪に滑らぬやうに配りきてこむらがへりに苦しむ今朝は 平成二十八年一月十九日 9 もっと見る
- 風邪熱の悪感に耐へて乗るバイク右へ右へと寄りゆく危なし 平成二十八年一月十九日 7 もっと見る
- 赤バイクの君と道に立ち話郵便もアルバイトが配る世と聞く 平成二十八年一月十九日 9 もっと見る
- 窓の光に室内なべて黒々といさぎよしげに写れる写真 平成二十八年一月十三日 6 もっと見る
- 自然主義写実主義など思えども今かかわりなし自分流たのし 平成二十八年一月十三日 7 もっと見る
- 傾いて野火の煙の立つところ今日の散歩はあのあたりまで 平成二十八年一月十二日 9 もっと見る
- 門松は取りのけられてこぼれたる笹の葉寒ざむ宮前の道 平成二十八年一月九日 8 もっと見る
- 階段を二段飛ばしに駆け上がる早く告げたしこのよろこびを 平成二十八年一月七日 12 もっと見る
- 電線に絡みし凧の垂れさがり風の絶えたる町あたたかし 平成二十八年一月七日 7 もっと見る
- 凧あげる二人の童は土手のうへ光のなかを踊るがごとし 平成二十八年一月七日 10 もっと見る
