美津村さん
のうた一覧
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雪のうへに細く足跡を残しゆく君との別離を予想してをり
平成二十八年四月十八日
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風いでて灰の飛び散る焚火の跡君を見送りしあとに見てゐつ
平成二十八年四月十四日
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遠きより人は憎しみゐるらむか清らなる君の声聞きにゆく
平成二十八年四月十四日
8
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訛りなく清き声にて話しくる君の電話はいつも簡潔
平成二十八年四月十四日
11
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君に会ふためらひありてヒヤシンス匂ふ花屋の角曲りきぬ
平成二十八年四月十四日
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とどろきて飛びゆく夜の飛行機の赤き灯は青きより強くまたたく
平成二十八年四月十一日
8
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おだやかに降る雨の音に安らぎて目覚めし床のぬくもりにゐつ
平成二十八年四月十一日
15
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男のごとき物言ひをして歩みゐる少女子二人漁師の町に
平成二十八年四月十一日
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「まむし注意」の立札の文字も薄れ果て茂りし草は枯れつくしたり
平成二十八年四月十日
7
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峰ふたつやさしき姿あらはしぬ西風やみて雲晴れしところ
平成二十八年四月十日
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多度山と遠き伊吹の会ふところ雲集まりて輝き始む
平成二十八年四月十日
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縄跳びの縄を買いきて縄跳びすせめて齢の数まで跳びたし
平成二十八年四月九日
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天井板の木目模様の或るところ聖マリア見ゆモナリサにも見ゆ
平成二十八年四月九日
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牧羊犬といへど飼はれて繋がれて住宅団地の老夫婦の庭
平成二十八年四月八日
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言い負けたふりして二階へ退散すひと時過ぎなば鎮まるならん
平成二十八年三月二十五日
7
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妻の外に女を愛したことはなし女に好かれた記憶もあらず
平成二十八年三月二十五日
9
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降りながら雷鳴る虹立つ鳥が飛ぶ鳥らは騒だち西日をめざす
平成二十八年三月二十二日
8
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若者の減りゆく現を嘆かずともゆるゆる豊かに耕せばよし
平成二十八年三月十八日
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信仰に時間制限あるらしく午後五時定刻に寺門を閉ざす
平成二十八年三月十八日
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磨崖仏に心を寄せて幾世代継ぎこし村も人の減りたる
平成二十八年三月十八日
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