美津村さん
のうた一覧
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発車合図送れば速やかに発車する君との乗務今日は楽しき
平成二十八年五月七日
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過電流警報ブザーまた鳴れば冷房をとめ換気をとめぬ
平成二十八年五月七日
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指示事項メモし復唱し点呼終る今夜の乗務は嵐となるらむ
平成二十八年五月七日
8
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刈り株は鋤き返されて田を遥か土黒々と濡らし降る雨
平成二十八年五月二日
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黄帽子の一年生のひと群れの誰も大きすぎるランドセル背負う
平成二十八年五月二日
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黄砂にかすむ野を行き行けば夕焼けて脚裏ひきつるわが影薄くなる
平成二十八年五月二日
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強風注意報出づればそれにも指示及び今日の点呼はながくかかりぬ
平成二十八年四月三十日
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悲しみに耐へていち日勤めたり人なき自動エレベーターを出づ
平成二十八年四月三十日
8
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新しき制服の女学生ら降りゆきし電車に土筆幾本かあり
平成二十八年四月三十日
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枕木の霜に残月光りをり出庫電車の点検せはし
平成二十八年四月三十日
8
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長き乗務終へて月照る山峡の駅に降り立ち聞く虫親し
平成二十八年四月二十八日
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洗ひても洗ひてもなほ汚れゐると母は両手の皺を見てゐる
平成二十八年四月二十八日
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少なき亡き父の記憶の中にして晩酌する時やさしかりにき
平成二十八年四月二十八日
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裸女の像芝生に細く影ひきて夕の活気を町は帯びきぬ
平成二十八年四月二十六日
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我が閉めし扉閉めなほすをとめごの遠くより我に目礼返す
平成二十八年四月二十五日
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茂れるまま枯れにし葦の葉擦れの音夕暗む中にいつまでも聞こゆ
平成二十八年四月二十四日
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つかの間を晴れたる空の虹低く田舟棹さす農婦は若し
平成二十八年四月二十四日
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西の日に向ひて汗をぬぐふ人エンジン止めしブルドーザーに立つ
平成二十八年四月二十四日
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堪へて堪へて堪へ堪へてまた堪へ堪へ續けて一生が終はる
平成二十八年四月二十一日
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幾度のためらひの末に打ち明けむ雨降る町の赤電話に来つ
平成二十八年四月十八日
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