美津村さん
のうた一覧
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やさしき雪崩いくつも続く谷の下幽かに水の流れゐる音
平成二十八年五月二十五日
4
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生きながら勲章受けてめでたき家衣服正して人ら出入りす
平成二十八年五月二十四日
5
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鯛が逃げて雑魚が残りし網のなかフグとフグ膨れて噛みあっている
平成二十八年五月二十四日
6
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ひと言ひと言言葉を選び挨拶し話の下手な奴と言われる
平成二十八年五月二十四日
10
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手振り身振りで面白おかしく聞かされしが記憶残らず別れしあとは
平成二十八年五月二十四日
4
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しっかり働きしっかり疲れて熟睡したしさしあたり今日のわが願いにて
平成二十八年五月二十四日
5
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郵便車の曲り来る道光りつつ城跡の坂に降る細き雨
平成二十八年五月二十三日
8
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ベトナム和平をつたへゐし電光文字色変へて桜の便りを始む
平成二十八年五月二十三日
5
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楽な暮しはできぬと言ふ時少女の瞳大きく動き我を離れず
平成二十八年五月二十三日
6
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背の低きをとめをほめて言ふ母に我は視線をそらしてゐたり
平成二十八年五月二十三日
5
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丁寧に言葉を選び礼を言ふこの縁談も断るつもりにて
平成二十八年五月十八日
6
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扉スイッチ押す指と改鋏持つ指と車掌わが手に胼胝ふたつあり
平成二十八年五月十八日
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乗客を見切りて発車する時にするどき罵声を車掌我が受く
平成二十八年五月十八日
5
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様式変りなじめぬ切符切りし今日疲れてながく風呂に浸りぬ
平成二十八年五月十八日
8
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惰性を自覚し検札をする車掌我に厳しき視線ひとつまつはる
平成二十八年五月十八日
2
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人いきれに曇る電車の窓硝子幼児は左手に「あ」の字ばかり書く
平成二十八年五月九日
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菜の花と麦の穂花瓶に挿してあり空きゐる特急の乗務のどけく
平成二十八年五月九日
10
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出勤点呼乗務点呼終業点呼退出点呼かくしてもまだ事故は起る
平成二十八年五月九日
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乗務終へ霜ふる夜の月明り時計の日付は半ばかはれり
平成二十八年五月七日
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午前一時乗務終れば雲晴れて鉄路二条にひかる月光
平成二十八年五月七日
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