美津村さん
のうた一覧
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熱のある体を励まし配達し田圃に落ちて死にたる哀れ
平成二十七年七月九日
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渡りたる猫を見届け笛吹かれ廻旋橋は動き始めぬ
平成二十七年七月十二日
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梅雨明けて開け放ちたるわが家を風吹き抜ける蝶飛びぬける
平成二十七年七月二十二日
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白菜は二つに割られ日に干され庭に差す日の傾きはじむ
平成二十七年十月三十一日
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茂れるまま枯れにし葦の葉擦れの音夕暗む中にいつまでも聞こゆ
平成二十八年四月二十四日
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おづおづと口ごもりながら物言ひて結局この人に嫌はれてゐる
平成二十八年十一月二十一日
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職捜し中のアルバイトのつもりが十年を意気地なきままここに勤めし
平成二十八年十二月十五日
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病み臥して心緩みてゐる夜明け硝子鳴らして地震すぎゆきぬ
平成二十八年十二月十九日
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眼鏡と入歯今朝は外して眠る母かなしきまでに媼さびたり
平成二十九年一月二十二日
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息絶えて体温残る我が母の解剖室へ運ばれゆきぬ
平成二十九年二月八日
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誦経して我が心足るひとときよひたすら勤めきぬ人に素直に
平成二十九年二月二十一日
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暮れ残る伊吹の上を越えてゆく戦闘機鋭く夕光反す
平成二十九年三月五日
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山中に深夜発見されし父呆け笑ひつつ眠りにおちぬ
平成二十九年五月四日
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手真似して何か物を言ふらしと我が寄る父の涙ためゐつ
平成二十九年五月四日
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春寒く空気乾けば我が降す煉瓦触れあふ音の澄みたり
平成二十九年五月二十二日
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差してくる朝光に溶くる雪の中次ぎつぎ跳ねて立ち上がる笹
平成二十九年六月六日
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聞こえくるまた聞こえくる君の噂時經るごとに惡女めきゆく
平成二十六年三月三日
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ひと息に酒を呑み干し寢に就かむ明日のことは明日考へればよし
平成二十六年三月八日
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机上の会議で理想は様々に語られて現場は易きへ収斂していく
平成二十六年四月十一日
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泣くもんかと心に決めしは十歳にて父を亡くししその夜なりき
平成二十六年四月十一日
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